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オーストラリアの失業率がリリースとなった

2014-05-08 17-41-01 

オーストラリアの雇用レポートが8.8千人(これは3か月と12カ月の平均以下でした。上記チャート参照)の微増の予測でしたが、結果は+1.42万人となり、失業率は5.9%(先月は5.8%)となり若干高くなりました。RBAからの直近の声明(5月6日のリリース)は:

「労働に対する需要はこの1年間弱い状態であり、その結果、失業率はやや高まった。直近では労働市場の指標の改善が見られたものの、おそらく、失業率が一貫して下がる前にしばらくかかるであろう。」

確かに、この3か月間は雇用増の平均が29.3%に上昇し、これは2月の4.82万人の大幅な増加のサプライズで促進されました。1月の増加(+2.16万人)と3月の増加(+1.81万人)はそれぞれ強いものであり、月間1.02万人の12か月平均を上回っています。

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テクニカルな観点ではもちろん、データを見ると高まっています。先月、雇用レポートの日の取引のレンジは92ピップスであり、3月のレンジは119ピップスでした。両者は75及び76ピップスそれぞれの22日間の平均を上回っていました。皮肉にも、各雇用レポートの日の高値は一時的な高値となっていました。3月の高値は0.9102でピークとなり、24時間後に0.8995の安値に下落調整となりました。(これは、雇用増という事実があったのにも関わらず、2年間での最高値でした。)先月、AUDUSDは0.9461での高値に達し、それが今年の高値になっています。(安値はその時以来、0.92014に達していました。)そのため、データが反応を誘うものの、モーメンタムを維持することができないかもしれません。

AUDUSDの価格は日足及び1時間足チャート上でのテクニカルレベルの数ピップス内にあります。上記日足チャートを見ると、0.93375は2013年10月の高値から2014年1月安値への下落の61.8%です。昨日の価格はそのテクニカルレベルの3ピップス程度内にありました。

下記1時間足チャートを見ると、高値からの動きの中間点は、前回の雇用レポートが出て、安値(0.92014)に達した後に、0.93307となっていました。

0.93375での日足チャートの61.8%と0.93307での1時間足チャートの50%の交わりが強気あるいは弱気のバイアスを判断することができる「死守すべきライン」となっています。重要なデータのリリース前に良くあることですが、価格は1つの主要テクニカルレベル(2つ以上の場合もあります。)を中心とした位置にある場合が多いです。その均衡点レベル/エリアは0.9330-37エリアです。

それが予想よりも強気であろうが、弱気であろうが、リリース後に、この均衡点レベルから離れる動きが出るはずです。雇用の数字がどうなるのかは分からないものです。近年の状況では、計量経済学のモデルを適用する経済学者は明らかにリリースについて分かっていたわけではありません。期待に対する過ちがあったということです。そのため、サプライズの機会があり、それがトレーディングの機会となっています。トレードの手助けとなるブレイクの機会となりえる離れる動きに要注意です。

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通じが予想よりも弱ければ、次のターゲットが続いてきます。1つのレベルを取れば、モーメンタムを確認するために次のターゲットのブレイクとそのトレンドが継続する意欲があるかどうかに注目です。それがターゲットであり、それが重要である理由です:

  1. 0.9314エリア: これは4月21日に遡る1時間足の安値と高値です。
  2. 0.93002: これは4月の高値から5月の安値(一昨日ブレイク)への下落のブレイクされた38.2%であり、0.93000レベルです。先週の安値から一昨日の高値への上昇の38.2%は0.9393(非表示)にも来ています。
  3. 0.9283: 200日移動平均(上記チャートの緑線)はこのレベルに来ています。これはこの数週間の安値からの上昇の中間点でもあります。
  4. 0.92516:1時間足チャート上の4月24日/25日そして4月30日/5月4日の安値。

現在のレベルから最安値ターゲットレベルへの動きは直近の22日の取引での平均64ピップス以上である86ピップス程度です。0.92516以下へのブレイクは簡単に起こりえ、それはコンセンサスからどの程度レポートの結果が「離れている」かどうか次第の可能性が高いです。しかし、これらのレベルは、バイアスがより弱気であれば(悪化した数字)、従うステップとなります。

トップ側では、直近の高値は強気の動きでの主要ターゲットです:

  1. 0.9361-66:4月の高値と5月の高値からの下げの61.8%
  2. 0.9377: 4月22日からの高値
  3. 0.9390:4月17日からの高値
  4. 0.9424:4月15日からの高値
  5. 0.9460:前回の雇用レポートからの高値

再度、重要なリリースでのトレードは、サプライズに注目し、リスクが確定され、限定されるターゲットレベル近くで飛び乗ることです。最近の値動きからは平均のレンジ以上のチャンスがありますがサプライズの数字が必要です。中央銀行は(「最も賢明な道筋は安定した金利維持となる可能性がある」という3日前のリリースした声明からは)判断保留ですが、それは、AUDUSDの市場価格が均衡点レベルから離れる動きとはなりえないということを意味しているわけではありません。

数字がサプライズとならない場合(予想通り)、仕掛けず、どちらかへの動きが出るのかを見てください。それでも、平均以上の動きは予想されません。

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