8/9(Fri) 為替ニュース＆FX分析レポート
ユーロ/米ドルは、水曜日のスイング安値からの上昇の38.2%リトレースメントに下落した。（そう言えるとして）このレベルは1.3348レベルに来る。ベルが鳴り、買い手が貪欲となり、サポートを買った。
一日のレンジを見ると、これまで40ピップスである。直近の22日（およそ1ケ月）のトレーディングの日の平均は101ピップスである。モーメンタムが引き続き下落する場合、価格はどこまで行くのだろうか。
上記のチャートを見ると、その動きのタイプは1.33325での50%リトレースメント、1.3318での100時間移動平均（チャートの青線）、1.3308レベルでのトレンドラインサポート、そして1.3287での200時間移動平均の下にそのペアは下がるであろう。200時間移動平均の場所では高値から安値のトレーディングレンジは103ピップスとなり、先月の平均レンジよりもわずかに超えた。
そこまでたどり着く勝算はどうであろうか。
ところで、価格が万が一ロケット発射で高くなれば、価格は1.34490にたっするであろう。う～ん。ともかくも、それはありえないようだ。
ForexLiveヨーロッパモーニング総括：再度、停滞したセッションだが豪ドルが活気づいている
8月9日のヨーロッパの午前セッションへの外国為替トレーディングヘッドライン
- 英国貿易収支6月 英ポンド -80.8億ポンド vs -85億ポンド 前回予想-86.7億ポンド
- 中国鉱工業生産7月 前年比 +9.7% vs 9.0% 予測+8.9%
- 中国小売売上7月 +13.2% vs +13.5%先月
- 中国M2マネーサプライ7月前年比 +14.5% vs +14.1% 予測
- 英国建設生産第2四半期前年比 +1.4% vs +0.9%予測
- エコノミストが英国GDPが高くなると予測
- 日経平均は0.07%上昇し、終値は13,615.19となった。
- 上海コンポジットインデックスは+0.36%上昇し、終値は2052.24となった。
- 日本消費者態度指数7月 43.6 vs 45.3予測 44.3先月
- 日銀金経済月報8月フルテキスト
- ギリシャ財務大臣は、ユーロ圏には危機を脱するために共通のサム市場が必要であると述べている。
- 中国鉱工業生産6月 前月比 -1.4% vs +0.1%予測 -0.3%先月
- フランスの予算収支6月 -593億ユーロ vs -726億ユーロ
- ドイツ経済大臣は鉱工業生産が引き続き成長することを予測している。
- イタリア貿易収支6月 +36.2億ユーロ vs -39.3億ユーロ先月
- イタリア最終消費者物価指数7月 +1.2% 先月比予測
- ギリシャ鉱工業生産第6月 前年比 +0.4% vs -5.2%前年
奇妙な夏の週を終える静かなセッション7月はこれからのトレンドをしっかりと熟考しており、過去数日間は、多くのペアでお祝いをしたり、危機を感じてきた。
日経平均は、高値を終えるべく、ジリジリと安値に戻し、これは、米ドル/円や円ペア一般に反映されている。米ドル/円は96.33に下落したが、終値後、96.74に上昇した。
ユーロは、単に混乱を加える、相反するユーロ圏データがあり、実にタイトなレンジに留まっていた。ユーロ/米ドルは1.3400-10での強いレジスタンスを破ることができなかった。一方ユーロ/英ポンドは0.8605-10の間で停滞の状態であった。
ポンドは貿易収支の改善データの後に若干上昇して1.5559を付けたた、それは短期で終わり、その時以来、1.5524に戻り、主として午前中は1.5530-45であった。
豪ドルは中国の鉱工業生産が予想よりも良かったことから、0.9115周辺でサポートされていた。豪ドル/米ドルは0.9131に急上昇したが、再度買い値を拾い、0.9111に戻り、これまで0.9171にしっかりと上昇し、その時に 0.9150でかなりの規模の売りをこなして行った。
今週は無気力な終わりであったが、米ドル関連が何らかの活況を呈すると期待される。そうでなければ、午後は長くなる。12：30 GMT発表のカナダの経済データは少なくともカナダドルに確かに影響がある。
パブからは早めに出ることを考えている。良い週末を、いつもの情報提供に感謝。
円は再度日本円ペアを動きが鈍くなりたいように見え、ほとんどの主要ペアは下落となっている。
米ドル/円 96.44
ユーロ/円はセッション安値の128.95 ユーロ/米ドルはEURUSDゆっくりと動き1.3368
英ポンド/円 セッション安値の149.69 英ポンド/米ドルはたった今セッション安値の1.5518
豪ドルは未だに活気がある。豪ドル/米ドル0.9165 豪ドル/円88.40 英ポンド/豪ドルはセッション安値の1.6930周辺
ユーロ/円は、トレーダーがこのペアの次の動きについて議論しており、サポートとレジスタンス間で戦っている。価格は今週、（水曜日に-以下の日足チャートを参照）トレンドラインのサポート以下に下落したが、現在の4か月のもみ合いレンジからの上昇の61.8%（128.323）近くでサポートで買い手がついた。（124.944から133.789までの上記のチャートの黄色のエリア）現在価格は128.96レベルでの100日移動平均でのサポートと129.58に来るトップサイドのトレンドライン・レジスタンス間に留まっている。これらのレベル以上または以下への動きは、ブレイクの方向に勢い良く動く可能性が高い。
また、以下の時間足チャートを見ると、バイアスのかかった手がかりは好悪混じった状況となっている。
ニューヨークの午後のトレーディングでのチャンネル・トレンドライン・レジスタンスを上にブレイクした後のアジアセッションで同通貨ペアは上昇したが、129.68レベルでの100時間移動平均と先週の金曜日の高値（129.638）からの下落の38.2%リトレースメントで立ち往生となった。（以下のチャートの青線）その移動平均は現在129.49であり、下落している。上へのブレイクは今日、買いの関心をそそることになるはずである。
下落では、128.96レベルでの100日移動平均（以下のチャート上のかぶせて描かれた青の水平線）はサポートを提供している。
言うまでもないが、ユーロ/円は日足チャートと1時間足チャートの両方でのレンジに留まっている。これが、ブレイク時に勢いのある動きになるチャンスを高める。注意して、準備してください。
私が考えたことはまずまずの新規失業保険申請件数データ（同ペアをを上昇させるはずであった）だったが、米ドル/円は昨日のトレーディングでサポートターゲットまで下落した。確かに黒田日銀総裁は成長を鈍化させる増税を是認した。しかし、彼は、景気がその動きを正当化する場合、日銀はさらに緩和を行うと述べた。いずれの場合でも、同ペアのトレンドは価格が95.765に向けたサポートターゲットの1つに達するまで下落継続となった。（安値はターゲットから1.5ピップス離れた95.78に達した。上記日足チャートを参照）ターゲットに達したため、価格はリバウンドした。
高値は今、かろうじて火曜日と昨日の高値をつなぐ最初の下落トレンドラインの上に抜けた。次の上値ターゲットは96.69レベルに来る。（以下のチャートを参照）それは新たなトレーディングの日に取っておくことになるかもしれない。このトレンドラインは8月2日と8月6日の高値をつないだものである。これは、トレーダーが前進を注視することになるレベルとなる。
直近の高値狙いで、このペアは実際、昨日からの終値を超えて戻った。（価格は昨日からの96.32の終値レベルよりも低いようだ。）それでも、買い手は売り買いのバトルで主導権を握るべく勝利を収める必要がある。しかし、これまでの動きは弱気派に対してはネガティブなバイアスをいくらか変えることを助け、強気派は上昇に向け、さらに動くチャンスを狙うのを後押しした。
フィッシャー米ダラス連銀総裁は、景気データが許せば、連邦準備制度理事会は9月に資産購入縮小するかもしれないと述べる
これは不可避な事態に対して市場に準備させるため、連邦準備制度理事会メンバーの直近のテーマとなっている。縮小となれば、月に現在の850億ドルから650～750億ドルへ月に100～200億ドルの穏やかな縮小を期待している。
米ドル/カナダドルは200時間移動平均と50%リトレースメントレベルをテストする
米ドル/カナダドルは、200時間移動平均と7月31日の安値からの上値狙いの50％リトレースメントをテストし、下落している。このレベルは1.0344レベルに来る。価格は現在、このレベルで取引されている。
6月の日本第三次産業活動指数：-0.3% (予想 -0.4%)
以下のグラフは過去のデータを示す。（今日の結果を含まず。）
-0.3%は予想よりも良い結果である(予想は-0.4%であった)。その前の月の修正は+1.2%から+1.3%への上方修正となった。これは円のクロスレートに大きな直近の影響を与えるものではないが、日銀に対してはポジティブなサインである。
ForexLive Americas 総括:米ドル/日本円はドルに命を吹き込む
- 米・新規失業保険申請件数 33.3万件 vs 予想33.5万件
- カナダの6月新規住宅価格インデックス 1.8% vs 予想1.7%
- ダラス連銀のフィッシャー総裁：景気のデータがFedの予測通りであれば、来月縮小を開始すると期待される
- クリーブランド連銀総裁来年辞任
- 中国が 不満 鉄鉱石価格
- 米国は30年国債を売却 懸念あり
- Citiは今すぐユーロ/スイスフランを買うと述べる
- 前英・金融政策委員会委員が英中銀のフォワードガイダンスを 非難する
- OIS市場は英中銀のレートカットの可能性を33%と見ている。
- S&P 500は0.4%上昇し、1697へ
- 豪ドルが先導し、円は出遅れる
トレーディングはニュースの無い日としては忙しかった。米ドルは、米国のトレーディング時間の始めは守りに傾いており、ユーロは1.34にタッチし、米ドル/円は95.81に滑り落ちたが、沈滞する米ドルが日中安定し、その後、前進した。
最高のドルのリバウンドは米ドル/円で起こり、一連の4日間の下落を終えた。そのペアは30ピップス程度上昇して終えたが、それは数時間前の2倍の規模の損失を出した後では手堅い勝利となった。
カナダドルは本日の失業率の発表の前に米ドルに追随した。それは、大企業の注文のような疑わしいものであったスローで一貫した流出での米ドル/カナダドルの一方通行であった。それは2012年以来、カナダドルの最高の日となった。
豪ドルは回復を続け、0.9104にジリジリと交代する前に、0.9125を超えて上昇した。昨日の雇用レポートは祝うものは何もなかったが、ショートに重くなっている市場でリスクを取らないようしたいということを示している。
