今日のFXニュースです。

為替アメリカ市場情報:商品バブルが懸念されます。

銀の価格が必要証拠金大幅な引き上げの後に10％減少しています。
金の価格は1％落ち込み、$1538.50で終値を向えています。
アメリカコンサルティング会社は年内には3度ほど欧州中央銀行による利率の引き上げがあると予想しています。
3月の製造業の発注率は予想を上回った3％上昇します。
CNBC連邦準備銀行は最後のFOMC会議で終了的な計画についての重要な議論の段階にありによるとます。（http://www.cnbc.com/id/42879953 より参照）
ドイツの利率は持続的に上昇しています。10年債の利率はアメリカ債以上です。
ポルトガルはEUとIMF（国際通貨基金）による78兆ユーロの3年間の救済融資を考慮しています。
ガイトナー米財務長官は“中国が為替に向けて動き出している。世界の情勢は急速になるだろう”とコメントしています。

今日は利率と商品価格がドルに影響しました。今朝の市場ではドイツの利率の上昇を受けてEUR/USの通貨ペアはヨーロッパ市場が閉まるまで1.4890まで上昇しました。利益をキープできなかったこととそれに続く貴金属関連、原油価格の値下がりが午後の市場で1.4815のあたりまで戻ったように利潤獲得を促進しました。昨日と同じように1.4830で終日となりました。

USD/JPYの通貨ペアは81.00が終値となり、NY市場の高値の81.06とさほど変わりませんでした。80.70の低値から立ち上がりましたが、3月のような日銀の金融緩和政策も予測され、トレーダー側では積極的に値下がりに押されているのをあまり気が進まないようでした。

イギリスの購買担当者景況指数で1.6545まで反発した後で、クロスポンド高でした。今日のアメリカ市場の午後には1.6490の終値でした。

USD/CHFの通貨ペアはヨーロッパ市場の終盤でのドル売りから0.8595までの低値を記録し、0.8612の終値でした。

AUD/USDの通貨ペアは商品バブルから立ち直れず、1.0838の低値となり、1.0860の終値をつけました。

(http://www.forexlive.com/より翻訳)

日本の皆さん、こんにちわ。今日のニュースでは金、銀や原油価格などが目立ちました。また、先日の今日のFXニュースでもあるように貴金属や原油の価格の値動きが大きく市場に影響し、いわゆる、キャリートレードにも動きがあったのではないでしょうか。

http://www.fxddjpblog.com/2011/04/27/10525/

http://www.fxddjpblog.com/2011/04/06/10360/

http://www.fxddjpblog.com/2011/03/09/9982/

いままで、今日のニュースやブロガー的なものを今まで投稿してきましたが、今月からこうした為替の要因となるトピックをひとつ挙げて、それに少し焦点を当ててみたいと思います。題してFactor 5として徒然なるままに書いてみたいと思います。

今日は“Trade Balance/ balance of trade”に焦点を挙げたいと思います。Trade Balanceとは単純にその国の貿易収支のことになります。貿易収支が黒字であればtrade surplus、赤字であればtrade deficit　となります。単純に輸出から輸入を引けばでてきますが、それは国の収益も表しどれだけ国の産業が儲かったかとなります。そのため、当然国が儲かっっていればその国の通貨が強くなる（例えば円高）傾向にあります。もう少し詳しく見ると貿易収支が貨幣の流動性（Money Supply）にかかわります。貿易黒字の場合は、外国の買い手市場が商品を買うために、自国の通貨より交換するためその売り手国の通貨の需要が増えます。貿易赤字の場合は、逆にその国の通貨の供給量が増えます。

ただし、貿易収支は為替レートの要因となる一端ですので、他の要素との相対的な関係からレートが変わりますが、いずれにせよTrade Balanceは為替レートを決定付ける大きな要因となることは間違いありません。また、下記の参考リンクは貿易収支の％となります。

（http://fxtrade.oanda.com/analysis/economic-indicators/international より参照）

ニュースでも速報で見れますがここ数日後の貿易収支は下記のようになりますので、明日のトレードのために備えておくことでトレードの武器としてみるのもないでしょうか？