法人口座をお持ちの皆様、
いつもお世話になっております。こちらではお問い合わせの多かったLEI:グローバル取引主体識別子の取得方法についてご説明致します。
LEI(Legal Entity Identifier)は世界中の複数の付番機関で発行されていますが、ここでは最も一般的なGMEI ( 旧名 CICI ) を例に解説致します。
<GMEIを使ったLEI申請方法>
1.まずGMEIのウェブサイトでアカウントを作成します。
https://www.gmeiutility.org/actions/CreateNewAccount/begin/
2.下記の情報を入力します。※パスワードは大文字、小文字、数字が入っている必要があります。
3.ボックスにチェックし、表示されている数字や文字を入力後、「Submit」をクリックしてください。
4.下記の画面になりますのでメールの着信を確認してください。
(もしメールが確認できない場合は水色のボタンをクリックしてください。)
5.登録メールアドレスに確認メールが届いていますので、メール内のURLにアクセスしてください。
6.その後、以下の画面で「log in to the GMEI Utility」をクリックしてください。
7.ログイン画面になりますのでメールアドレスとパスワードを入力し「Login」をクリックしてください。
8.「Primary Party Registration」を選択してください。
9.以下の赤文字の部分を記入してください。
10.会社が法的認証番号を保有している場合は「Legal Affairs Bureaus」を選択し認証番号を記入、それ以外の場合は「Not Available」を選択してください。「Legal Form」から該当するものを選び、ボックスにチェックをし、水色のボタンをクリックしてください。
11.必要であれば次の画面で「Add to Pending Actions」をクリック、お支払いの場合は「Proceed to Checkout」をクリックしてください。(費用:初期費用200ドル、翌年からメンテナンス費用年間100ドルです)
12.お支払いページでクレジットカード情報を入力します。
<LEIの取得義務に関しまして>
※この規制は弊社だけではなく欧州の全FXブローカーが対象となります。
インフラ規制(EMIR)の施行にあたり、欧州委員会は非常に広範囲に亘る制定をしました。FXDDマルタで取引をする個人や団体は「取引相手」と考えられ、以下の3つの分野にに分類されます。
- 金融取引相手(FC ):銀行、投資会社、保険会社、投資ファンド(UCITS )、EUによって許可を受けた年金基金や民間資金
- 非金融取引相手”プラス”(NFC + ):EU(欧州連合)内に設立された事業体で、保有する金融取引相手以外の全ての非金融機関が契約したヘッジ目的を除く取引が30日間にわたってデリバティブ活動規定値を超えている団体
- 非金融取引相手”マイナス”(NFC – ):EU内に設立された事業体で、デリバティブ活動規定値を超えない団体
法律は上記の取引相手だけでなく、EU外であるが「EU内に直接的で顕著な影響を予測できる」とされる「仮定的な取引相手」にも適応となります。従って、デリバティブ取引をする個人や団体はこの規制による潜在的義務の発生の有無に関して法的助言を得る必要があります。
まず、法人口座の利益のために取引する個人は上記における「非金融取引相手」と考えることができます。また、個人が市場に商品やサービスを提供している場合も事業体として「非金融取引相手」と定義されます。自己の損益の為に取引する個人は基本的に非金融取引相手とはみなされないと考えられます。
次に、LEIはEU内の全ての外国為替ブローカーにおける全ての企業のアカウントに適用されます。しかし取得する必要のあるLEIは1つのみです。取得したLEIはあなたが利用する全てのブローカーにおけるあらゆる金融資産に対して有効です。
FXDDは規制内容に関する一般的な助言を致しますが、新しい規制下においての状況を確認する為、担当の弁護士に連絡していただく必要があります。
FXDDマルタ 法人営業担当 (メールお問い合わせ)