EURUSDは200日移動平均の下に戻りましたが…
1.3616での100及び200時間移動平均と1.36097での38.2%のサポートレベルは下方向に現れていました。(上記チャートの緑線と青線を参照)少なくとも金曜日に高値が有効となる自信を深めるにはこのサポート以下での動きが必要でした。金曜日のレンジはその時点で55ピップスでした。直近の22日間のトレーディングでの平均レンジは64ピップスです。そのレンジは次のサポートレベル以下に拡大することができるのでしょうか。売り手は主導権を握ることができるのでしょうか。
木曜日のECBのアクションでこのペアは値を下げるはずでした。木曜日に起こったことでの1つの問題は長期利ファイナンスオペ(TLTRO)の影響は今年末まで(少なくともECBのコンスタンチオ氏が期待感を述べています。)実感できないということです。流動性ある最初の海外発行の債券(株式)は9月まで出回らないでしょう。それで今年末までにその効果が実感できるようになるまでECBが保留することになるのでしょうか。そうであれば。安値で買い、高値で売却してください。
弱気であれば、1.3645-50エリアでトップにふたをする200日移動平均に要注意です。高値が有効であれば、価格はこのレベルの上に動かないと思われます。
GBPUSDは金曜日の新安値を付ける。1.6779-83にサポートがあります。
さて見てみましょう。米国雇用データは予想通りの結果となりました。若干の弱さ(動労参加率が30年で低いレベル)と若干の強さ(2014年の平均雇用増は21.4万人 – それが今年維持されれば、1999年以来最高の平均になります)があったのかもしれません。市場の価格が予想から外れていても、これが予想していた数字となります。
そのため、(他の条件が同じであれば)全体の需給は方向を支配するはずです。
売り手は、このペアの新安値まで売り込む時、態度を明確にすることになるようです。売り手は価格を1.6779-83エリアでの次のサポートエリアに向けて動かしました。これは安値と高値がこのチャートを2つに分けた場所でした。(上記チャートの黄色のエリアを参照)トレーダーがこのエリアでリスクを確定し、限定するレベルにサポートがあるはずです。次のターゲットとして1.6758レベルでの100及び200時間移動平均(上記チャートでの青線と緑線)で売りの関心が高まるかどうかに要注意です。
私の疑問はECBが異常であり、米国雇用が異常となるかということであり、何が残されているのか。英国では景気後退のままとなっているという感覚があります。6月/今年の夏に維持されるトレンドがありえるのでしょうか。私は触媒を探していますが、今の時点で提言できる最高の事は、物事を短期的にとらえることです。それは、サポートとレジスタンスでのトレーディングを意味しており、ポジション建てたり、バイアスに依存しないということです。
———————————————————————————————————————–
本サイト上の全ての情報は情報提供及び教育のみを目的として提供されており、トレーディングまたは助言を意図したものではありません。過去の結果は将来の結果を示すものではありません。加えて、外国為替市場での証拠金取引は高いレベルのリスクがあり、全ての個人に適したものではない場合があります。