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GBPJPYは引き続き方向で迷っており、バイアスのスイッチはテクニカルな観点では強気に切り替わっている

2014-05-22 11-23-08 

先日、GBPJPYは燃える状態のようでしたが、消えた状態になり、それを繰り返しているとコメントしていました。

昨日、GBPJPYは今月の新安値に下げ、4月15日以来、最低のレベルで取引されていました。しかし、ハト派的ではない金融政策委員会の議事録と英国の好調な小売売上がそのモーメンタムを停止し(GBPJPYは1.6873レベルでブレイク)、100日移動平均(170.69での上記チャートの青線)の上に価格を押し上げました。

GBPJPYの価格は6日間連続で100日移動平均の上下で取引されていました。これはどの方向に進むべきか市場が迷っていることを示しています。言い換えれば、火がついたり、消えたりの状況です。100日移動平均の上に戻れば、テクニカルなバイアスは上方向に切り替わります。

以下の1時間足チャートを見ると、価格は昨日ピークを付け、5月13日の高値から5月21日の安値への下げの50%リトレースメントの手前となっています。そのレベルは171.263に来ており、高値は171.24で減速していました。200時間移動平均(下記チャートの緑線)は高値への上昇の171.15で突破されましたが、価格はこのレベル以下に戻ってしまいました。これは懸念されることである、調整の反転の下げとなる可能性があります。

このチャート上のサポートは170.919(ブレイクされた38.2%リトレースメント)に来ています。昨日の朝のテストでのリスク確定レベルとして、このエリアを利用する買い手に注目です。強気派はさらに自信を強め、テクニカルなバイアスを強気に維持するはずだと思います。強気派が引き続き、上方向のモーメンタムを維持するのであれば、200時間移動平均と50%の上への戻りが必要となります。

下方向では、10.919のサポートレベル以下の値動きでこの世が終わってしまうわけではありません。価格が170.656での100日移動平均の上に留まる限り、バイアスは引き続き上方向維持となりますが、170.919の上に留まることは、テクニカルな観点でさらに攻撃的な買い手が出て来ていることを表しています。

昨日は再度、この活気が続いていました。テクニカルレベルの上に留まり、上方向のターゲットをブレイクすることが、熱気が強いままとなるのか、消えてしまうのかを判断するために注目されます。

 2014-05-22 11-25-58

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