今日の注目すべき主要テクニカルレベル

以下の主要通貨のペアと今日の注目すべき主要テクニカルレベルをご覧ください。

EURUSD

EURUSDはロンドンセッションで100時間移動平均（上記チャートの青線）以下に下がり、これまでの所、その移動平均以下に留まることができました。（昨日、価格はこのレベルの上に留まりました。）これ以下に留まれば、弱気派が主導権を握ります。

下方向では、1.36734レベルがサポートを維持しました。このレベルは（2月初旬の安値から5月の高値までの）今年のトレーディングレンジの61.8%リトレースメントを表しています。

GBPUSD

GBPUSDは1.6800での100時間移動平均（上記チャートの青線）で再度サポートが出て来て、38.2%リトレースメントとその過程で200時間移動平均（1.6842での上記チャートの緑線）の上に上昇反転となりました。

上昇はしかし、1.68635レベルでの5月のトレーディングレンジの50%リトレースメント以上に到達することができませんでした。そしてトレーダーはすぐにポジションを決済し、価格を200時間移動平均（上記チャートの緑線）の下に戻していました。

ニューヨークのトレーダーが入って来ると1.6817/21エリア（上記チャート参照）にマイナーなサポートがありますが、最終的には、移動平均のレンジ（1.6842の上、または1.6800の下）の外へのブレイクがGBPUSDの次の方向性のトレンドのヒントとして（テクニカルな観点では）注目されます。

USDJPY

USDJPYは昨日のニューヨークセッションの後半で101.423レベルの上に動き、38.2%リトレースメントと100時間移動平均（上置きチャートの青線）での次の主要ターゲットを目指しています。その動きによりレジスタンスレベルで売り手が出て来て、価格は下落に転じ、再度101.42レベルを抜けました。このレベル以下に留まれば、101.158レベルでの200日移動平均（下記チャートの緑線）がテストされるはずです。昨日は価格がこの主要テクニカルレベル以下に下がりましたが、101.094を抜けることはできませんでした。