好調なEU/英国のデータにより対ドルで通貨高となり、米ドルは後退。今日の主要経済リリースとイベント
昨晩以降:
- オーストラリアは予想通り、政策金利を据え置いた。
- スペインの失業者数の変化は-11.16万人減となった。
- イタリアのサービス業PMI(51.2 vs 先月49.5、予想50.5)。スペインのサービス業PMI(56.5 vs 先月54.0、予想54.2)、EU確定サービス業PMI 53.1 vs先月52.2。全てが先月よりも高くなった。ドイツサービス業PMIは54.7 vs 先月55.0(予想55.0)で弱かった。
- EU小売売上が改善 +0.3% vs 予想-0.2。先月は下方修正であった+0.4%から+0.1%
- 英国サービスPMIは改善58.7 vs 先月57.6、予想57.8。これは2014年の最高のレベルでした。
GBPUSDが(昨日の終値レベルから+103ピップス)その強さを先導し、ドルは全ての通貨ペアに対して下落しました。パーセンテージベースではドルは対ニュージーランドドル(今週、今月そして今年)で最も弱い状態です。3:15 AM(米国東部時間)のスペインからの好調なPMIデータが当初の上昇に対する触媒となり、米ドルがほとんどの通貨に対して安値を付けている取引の中、ニューヨークセッションのトレーダーが入ってきます。
日本と英国の休日で苦しみ、哀れになるほど狭いトレーディングレンジ(EURUSDは今日、22ピップスのレンジで取引されていました。)で、対ドルのほとんどの通貨のレンジは22日間の平均以上でした。(下記チャートを参照)USDJPYとUSDCADは例外です。カナダでは貿易収支とIvey PMIが8:30と10:000AM(米国東部時間)にそれぞれリリース予定でこのペアの触媒となりえます。3月の米国防尾駅収支もリリースされます。重要なことは、それが予想よりも弱ければ、それは第1四半期のGDPを下げる可能性があります。それは古いニュースですが(いわゆる)「経済履歴」としては良い状況には見えなくしてしまうものです。
———————————————————————————————————————–
本サイト上の全ての情報は情報提供及び教育のみを目的として提供されており、トレーディングまたは助言を意図したものではありません。過去の結果は将来の結果を示すものではありません。加えて、外国為替市場での証拠金取引は高いレベルのリスクがあり、全ての個人に適したものではない場合があります。