EURUSDは200時間移動平均付近で安定。トレーダーはテクニカルなレジスタンスとして1.3836/39を警戒。
EURUSDはドイツから弱いCPIデータが発表され、トレンドラインサポート、100時間移動平均および200時間移動平均を下抜けました。(上記チャート参照)その時の価格は直近の数時間の間、200時間移動平均の上下で取引されていました。この移動平均のレベルは現在、1.38247に来ていました。
昨日の安値は一昨日の取引の安値を取りましたが、1.37905(4月24日からの安値)での次のターゲットに拡大することができませんでした。先週のトレードの安値は1.37843に来ており、バイアスが今後下方向のままとなれば、これがサポートターゲットになります。
テクニカルな観点から、トレーダーは100時間移動平均(上記チャートの青線)と昨日の下げの38.2%リトレースメントに対するトップ側のレジスタンスを目指すと思われます。この両者のレベルはその時点で1.38364にありました。ブレイクされたトレンドラインレジスタンスはそのエリア(1.3839)にもありました。ショート派のリスクはこのトップ側のレジスタンスによって定義されます。
GBPUSDは上下動の大きいセッションにおいて一昨日からの高値をテストしている。
GBPUSDは昨日の上下動の大きいセッションにおいて高値付近で取引されていました。
昨日の早い時間帯にこのペアは予想よりも悪化したGDPの結果を背景に下落しましたが、サポートは100及び200時間移動平均(上記チャートの青線と緑線)にあり、価格は上方向に戻し始めました。
それに続き、価格は昨日の高値から安値への下落の50%リトレースメントを上抜けた時に、上方向へのモーメンタムの強まりが見られました。(下記5分足チャート参照)
昨日の高値は1.6845での次のターゲットでした。一昨日の高値は1.68568に来ていました。それは昨日のトレーダーにとってのターゲットでもありました。トレーダーが注目していた長期のレベルは1.6876に来ています。これは2009年11月15日の週に遡る高値です。(以下の週足チャートを参照)さらに進めば、1.7041に来ている2009年の高値があります。このレベルに向かう動きは、このペアのバイアスが強気である限り、あり得ないとは言えません。
テクニカルな観点では、短期のサポートは1.6834エリアに来るはずです。これは4月22日-23日からの高値であり、後に一昨日のトレードではサポートになりました。(1時間足チャートを参照)価格がこのレベルの上に留まることができれば、ロングのトレーダーは心強く思うはずです。
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