昨日のトレーディングの日をレビューと今日の経済リリースとイベントのプレビュー
- 米国株式市場はダウ平均が87.28(0.53%)の上昇、S&P500指数は6.03(0.32%)の上昇、しかし、ナスダック指数は1.16(-0.03%)の下落となり、まちまちで終えました。10年物米国債は0.38ベーシスポイントの上昇となり、2.702%となりました。
- 3月の住宅保留指数は予想の1%に対して、予想以上の3.4%に上昇しました。
- ダラス連銀製造業活動指数は6.0の予想に対して11.7としっかりした結果となりました。これは2013年9月以来、最高の数値となりました。
- 米国政府はロシア個人と企業に対する追加制裁する。
本日の主要経済リリース:
- 18:45(米国東部時間):ニュージーランド貿易収支 予想9億ドル、前回8.18ドル、輸出50億ドル(先月45.6億ドル)、輸出41億ドル(先月37.4億ドル)
- 02:00(米国東部時間):スペイン第1四半期失業率25.85%(第4四半期25.73%)
- ドイツCPI速報4月前月比、予想-0.1(先月+0.3)前年比+1.4%(前月1.0%)
- 4:30 AM(米国東部時間):英国第1四半期GDP、予想+0.9%(全四半期+0.7%)、前年比予想3.2%(前年 2.7%)
- 4:30 AM(米国東部時間):英国GfK消費者信頼感指数、予想 -4(前回-5)
- 9 AM ET(米国東部時間):20主要都市のS&P/ケースシラー住宅価格指数予想13%(前月13.24%)
- 10 AM (米国東部時間):米国消費者信頼感予想 83.2(先月82.3)
- 10 AM(米国東部時間): 米国上院銀行委員会Fed指名者の投票
USDJPYは100及び200時間移動平均で売り手が出てくる
USDJPYでは100及び200時間移動平均で売り手が出てきました。(上記チャートの青線と緑線)これらのレベルはそれぞれ102.34と102.36に来ています。これらのレベルの下に留まれば、売り手が買い手から主導権を取り戻します。下側では、102.44以下の動き(先週の高値から先週の安値への下落のブレイクされた38.2%リトレースメント)がさらに市場を押し下げるために必要となります。102.209での狭いトレーディングレンジの中間点でのサポートもあります。(5分足チャートを参照)USDJPYはニューヨークセッションでの調整で、昨日のトレーディングレンジの38.2-50%でのサポートを維持していました。
日本円とニュージーランドドルだけが、米ドルに対して弱い通貨でした。
USDJPYは100及び200時間移動平均を上抜ける
USDJPYは予想以上の好結果であった保留住宅販売から100及び200時間移動平均を上抜けました。このペアは先週の木曜日の高値の102.637をテストしていました。先週の高値は102.714でした。これも昨日のトレーディングの上方向のターゲットでした。
5分足チャートを見ると、この通貨ペアの急騰のトレンドで、トレーダーは上昇の足の38.2-50%をサポートとして注目しています。(下記チャートを参照)そのサポートエリアは102.418-102.464レベルに来ています。その上に留まれば、強気派が主導権を握ります。しかし、その他での値動きとなれば、トレーダーはより警戒することになります。
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