EURUSDはドル安と共に上昇
EURUSDは1.38459でのトレンドラインレジスタンスの上にブレイクし、上昇しました。
その値動きは企業合併買収により引き起こされたドル安を起因としています。米国企業のPfizerが英国のAstra Zeneca買収額を引き上げ、それでGBPUSDの上昇を促進しました。EURUSDはその英ポンドの先行を追っていたようです。
EURUSDの値動きは1.38635でのこの2週間のトレーディングの高値と4月11日の高値から4月22日に達した安値への下落の61.8%の上に上昇しました。(上記チャート参照)
日足チャートを見ると(下記チャート参照)、価格は3月の高値と4月の高値を結ぶトップ側のトレンドラインの上への値動きとなりました。(下記チャートを参照)そのレベルは1.3871に来ていました。強気派が主導権を握るのであれば、価格はそのトレンドラインレベルの下に戻り、再度ブレイクされる(そしてその上に留まる)ことが必要となるレベルとなります。日足チャートでの次の主要ターゲットは1.39044にきています。これは4月の高値です。ちょうど2日間の取引の日を残し、高値から安値までのトレーディングレンジは238ピップスです。今月の前回のレンジは2002年と同様に狭いものでした。このことは、いずれ拡大するチャンスとなることをほのめかすものかもしれません。ショート派のさらなるスクイズの可能性に要注意です。
今日は、EURUSDの価格は1時間足チャートでの1,3853のリトレースメントレベルのサポート近く及び1.38481 – 1.38553レベルで買い手が出てくるはずです。これは今日の上昇トレンドの38.2%と50%リトレースメントで定義される調整ゾーンです。(下記5分足チャート参照)先週からの高値は(1.38537での)このエリア内です。このレベルの下での動きは、買い手が今日の上昇トレンドの主導権を失っていることを示しています。
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