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トレーダーは今週のニュージーランド準備銀行の決定に備えています。

ニュージーランド準備銀行(RBNZ)は今週の会合で政策金利を2.75%から3%に25ベーシスポイント上げると予想されています。

3月12日の直近の会合では、中央銀行が25ベーシスポイントずつの利上げを開始することとしていました。当時、ウィーラーRBNZ総裁は金利、成長、インフレそして外国為替に関して発言しており、特に以下の点についてコメントしていました:

金利について:

  • 2年間で200ベーシスポイントの主要利上げを見込んでいる。
  • 今年は最大125ベーシスポイントの利上げを見込んでいる。(上げても100ベーシスポイン).

インフレについて:

  • インフレプレッシャーは高まり始まっている。
  • インフレを抑え込むために早めに対処したい。
  • 2014年の年間インフレ見通しを1.5%から1.9%に引き上げた。
  • インフレが予想以上は早まれば、対処する。

成長について:

  • 2015年のGDPを2.8%から3.2%に引き上げた。
  • 2015年のGDPを2.1%から2.2%に引き上げた。

外国為替について:

  • 現在の外国為替状況は長期的には維持することができない。
  • 貿易の条件のためにニュージーランドドル高となっている。
  • 外国為替の圧力はRBNZの懸念である。
  • 外国為替介入の機会は非常に限定的である。
  • 引き締めによる大きなニュージーランドドル高を期待していない。
  • 長期的に外国為替を維持することができない。

彼のコメントから言える2つの事は:

  1. 今後、引き締めとなる可能性が高い。
  2. 彼はトレーダーに相当な通貨高期待を断念させようとしている。

こうした2つ考えは一般的に互いに矛盾するため、扱いが極めて困難な綱渡りとなります。中央銀行が引き締めを行う(そしてそれが中央銀行による引き締めである)場合、その通貨は強くなる傾向があります。通貨高を抑え込もうとする発言は、それが機能すれば、さらにインフレ的な影響を与える可能性があります。そのため、RBNZがインフレを懸念し、さらに引き締めが必要であると考えていました。その一方で、輸入品が高くなり、過熱した住宅市場にさらに投資が増えることなるニュージーランドドル安を促進していました。

とにかく、直近の決定の日に、NZDUSDは実際に下げ、0.8432レベルで200時間移動平均をテストしていましたが、0.8540で終値を付ける前に0.8606の高値に急騰しました。その高値からの調整は50%程度でした。(下記チャートを参照))次の数日間で価格は、0.8639の暫定高値に上昇する途中で0.8606での高値を付けました。強気派が主導権を握っています。

2014-04-22 16-58-28

下記日足チャートを見ると、決定(3月12日と13日)以来の価格は、結局4月に0.87447の高値に上昇しました。4月15日に、第1四半期のCPIインフレレポートがリリースされ、前期比の変化は(0.5%の予想に対して)0.3%の弱いものとなりました。前年比は1.5%で弱い結果でした。これは1.6%の前回の値よりも低く、予想の1.7%以下でもありました。

NZDUSDは日足チャートでのトレンドラインサポート以下に下落し、大きく下げました。その低いCPIが2014年に追加して100ベーシスポイントの引き締めを行うRBNZへの圧力を奪ったのでしょうか。

市場は今月に利上げを予想していますが、インフレレポートを受けた市場から先月の決定での一部の熱気を奪うことになりました。しかし、その時点での価格は0.8540で直近の利上げの日の終値からそれほど離れていません。ウィーラー総裁はインフレが高くなっていないことに満足していると思いますが、それで今後の利上げに対して、彼とRBNZのアプローチが変わるのでしょうか。

 2014-04-22 17-01-31

このことが、市場のトレーダーが水曜日の決定の後に注目する内容です。ウィーラー総裁は3月の利上げとその方向性についてはかなり具体的です。彼が今年、「最大で125ベーシスポイントの利上げを見込む」そして、今後2、3年に「およそ」200ベーシスポイントの利上げを見込むといった表現を使っていたものの、市場は今週の25ベーシスポイントに加え、2014年に多くの追加の引き締め策を講じることを割り引いて見てきました。

水曜日/木曜日のその話が、声明やコメントが決定の後に出された時と異なる場合、NZDUSDは下げるかもしれません。一方、ウィーラー総裁とRBNZが3月に説明した予定に固執する場合、通貨はこの中立なレベルから戻り、上昇するかもしれません。

水曜日の市場の反応はその実行内容にではなく、発言内容に重きを置くことにはならないでしょう。我々はその決定までは時間がありますが、その結末を意識し、準備することが大事です。

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本サイト上の全ての情報は情報提供及び教育のみを目的として提供されており、トレーディングまたは助言を意図したものではありません。過去の結果は将来の結果を示すものではありません。加えて、外国為替市場での証拠金取引は高いレベルのリスクがあり、全ての個人に適したものではない場合があります。

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