EURUSDは、新規失業保険申請件数の改善とフィラデルフィア連銀指数の改善により、トレーダーが米ドル買いとなったため、1.3831レベルで100時間移動平均（上記チャートの青線）まで押し下げとなりました。しかし、トレーダーがリスクを確定し、限定することができるため、このレベルでは最初のテストでサポートを見つけました。100時間移動平均以下にもどる値動きは1.38208レベルでの200時間移動平均（緑線）を次のターゲットにします。

安値から高値までのトレーディングレンジはわずか51ピップスであり、このペアとしては控えめです。しかし、ヨーロッパのトレーダーはグッドフライデイに向けた市場の終わりでイースターの週末に突入し、一部のトレーダーはイースターの月曜日に向け決済した可能性があります。その結果、ポジションが無い状態となり、これで今後の値動きは限定的となります。

EURUSDは静かなトレーディングで圧力を維持

EURUSDは1.3815でのトレンドラインサポートをテストしています。このレベル以下での値動きは一昨日の安値の1.3802、そしてその下では1.37899の今週の安値を次にターゲットにします。レジスタンスは200時間移動平均（上記チャートの緑線）です。そのレベルは1.38229に来ています。その上での値動きとなれば、テクニカル的な観点では上昇のモーメンタムをさらに強めることになるはずです。

今日はグッドフライデイの金曜日であるため、トレーディングは静かなままとなるはずです。ほとんどのヨーロッパも米国株式市場も休場となります。ヨーロッパでも米国でも経済データのリリースはありません。FXDDは4:00PM(米国東部時間)まで営業予定です。

GBPUSDは、トレンドラインサポートをブレイクし、下抜けしたトレード

GBPUSDは、トレンドラインサポートの下へのブレイク後は静かな取引でした。下落での次のターゲットは1.6775です。これは火曜日の安値から昨日の高値への上昇の38.2%リトレースメントです。その他のサポートは1.6755であり、そのレベルは週足の上昇の50%であり、100時間移動平均がある場所です。最初のテストでこのレベルでかなり買い手が出てくることを期待しています。英国では今週初めに好調な雇用データのリリースがあったことお忘れなく。

日足チャートを見ると、1.6745に向けた押しではしっかりしたサポートもあります。そのレベルは2月と3月の高値の終値、そして2011年の高値にも相当しています。このレベルを下抜けると、今週は高値ブレイクの失敗となり、テクニカル的な売り手をさらに誘うことになるはずです。

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