USDJPY…101.30エリアには何かがある
一昨日、USDJPYは予想より好調だった新規失業保険申請件数で上昇しました。それは、好調なデーターが出る時の典型的な反応であり、30万件の新規失業申請件数は7年間で最低でした。しかし、USDJPYの上昇は米国株式市場が開き、株式が売り、売り、売りとなった後にすぐに消えていきました。しかし、売りは最初の数時間のトレーディングの間だけでした。101.30レベル(上記チャート参照)に達した後に、売りが弱まり、その後の時間は株式が益々どん底に陥ったものの、上下に取引されていました。う~ん。
今日、米国データは再び、PPIが高く、ミシガン大学消費者信頼感指数も高く、予想よりも好調でした。しかし、USDJPYはそれほど影響を受けていませんでした。ロンドン午前のセッションからの高値は101.83に留まっており、価格はトレーディングレンジの中間で取引されていました。そのままであったのは101.30エリアでのサポートです。アジアセッションの安値は101.32でした。ニューヨークセッションの安値は101.36でした。
そのため、101.30レベルに関して何かがありますが、上昇には気が進まないということもあります。
何がこうした鼓動を変える可能性を持つのでしょうか。
まずは何ら保証するものはありませんが、昨日は金曜日であり、結局、市場は神経質でした。価格は101.52での一昨日の終値の上にありました。5分足チャート上の100及び200バー移動平均は101.56/57エリアにあり、価格はこのレベルの上にありました。
次のステップは101.72レベルでの2日間の限定的なレンジの50%にあるようです。価格はロンドンセッションでこのレベルを越えましたが、下落反転となりました。そのため、その上に戻り、留まることが、今後、次の強気のステップになるでしょう。一昨日の終値の下に動けば、上昇の気味の感覚はすぐに消え、101.30レベルを見ることになる可能性があります。
ナスダックは4000以下に下げ、200日移動平均/トレンドラインサポートに近づいています。
ナスダックコンポジット指数は、4000レベル以下に下落し、4371のピークから8.6%下げています。今年は、この指数が-4.2%の下げとなっています。価格が200日移動平均に向かうのであれば、それは4371でのピークから10%の下落となるでしょう。(( 4371-3933)/4371 = 10.02%)それは私にとっては完璧すぎますが、3933レベルは可能性として否定できず、トレンドラインと10%の調整となるそれに加え、同じレベルに留まっている200日移動平均があるため、強いサポートにもなるはずです。それは完璧すぎです。
売りが本当に積もり始める場合、その下のもう1つのターゲットは2013年4月の安値からの上昇の38.2%となるでしょう。そのレベルは3743に来ています。そのレベルに対する動きは、ピークから14.3%の下落を表すことになるでしょう。
前回、価格は3933であり、それは2013年11月でした。前回3743だったのは10月でした。それほど以前のことではないため、トレーダーは忘れてはいないでしょう。
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