ドイツのCPIは前月比+0.3%、前年比+1.0%とリリース。EURUSDは昨日新高値に上昇
ドイツのCPIデータは0.4%の予想に対して0.3%で予想よりも低い結果となりました。
前年比も1.1%に対して1.0%でした。
数字は予想よりも低いものでしたが、昨日の早い時間に報告されたドイツの地域データに沿った内容でした。
低インフレにも関わらず、EURUSDは新高値に動き、1.3752レベルでの1時間足チャートでのトップ側のトレンドラインを上抜けました。一昨日のニューヨークセッションの1.3778の高値と1.3787での100時間移動平均(青線)が上昇へのターゲットになりました。
下落側では、直近の上昇前の昨日の高値は1.3750でした。一昨日の終値は1.3740に来ていました。1.3750以上に留まれば、買い手が主導権を握ります。その価格と1.3740の終値以下に動けば、反転のモーメンタムが出てくるでしょう。
昨日は金曜日で、ニュースはほとんど出てきません。(ミシガン大学景況感データが予定されています。)株式市場は始まる前に少し上昇しました。米国債のイールドは2.68%に下がりましたが、一昨日よりはわずかです。週末の前に手仕舞うということではなく、触媒となるのは何でしょうか。しかし、来週は、政策金利、ECBからの記者会見、そして金曜日に米国雇用レポートが予定されており、トレーダーにとって興味深い状況となります。
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