USDJPY: サポートの上を維持しているものの…
USDJPYは200時間移動平均(102.24)と100日移動平均(102.31)がサポートになっています。価格はその下限をテストし、102.203の安値に達しましたが、下落のモーメンタムを維持することができませんでした。しかし、上側は103.54の今日のピークでの高値で抑えられています。
ドル高となっていますが、USDJPYは上昇を抑える(日本円の相対的な安全性への退避の結果)株式市場の懸念があります。米国株式は、ダウ先物が30ポイント下落でそれほど悪くはありませんが、Fedのタカ派的レポートが昨日あり、株式市場の勢いを削ぐかもしれないという恐れがあります。
一方、EURUSD長期トレンドラインの下にもどりました。
2週間前EURUSDの価格は2008年高値から2011年高値を結ぶ長期トレンドラインの上で終値を付けていました。これは強気です。
先週、EURUSDは2012年と2013年の高値を結ぶ週足チャートでのトップ側のトレンドラインをテストし、(上記チャート参照)これで強気の動きが減速しました。これは中立の状態です。
昨日、FOMCの声明の後の下落は1.3808レベルでのブレイクされたトレンドラインの下側に下落し、サポートは維持されました。そのサポートでは押し目買いが入りました。
今日、価格は1.3808レベルでブレイクされたトレンドラインの下に急落し、押し目買いをおこなった買い手は売り手に転じました。弱気のバイアスになりました。1.3808のトレンドライン以下に留まれば、弱気派が主導権を握ります。
5分足チャート上の価格の動きを見ると、昨日の価格の下落は1.3808のサポートで止まりました。そして、価格はもみ合いとなり、5分足チャートの上の100バー移動平均の上に動きましたが、それは徐々に動いていました。200バー移動平均での次のターゲット(下記チャートの緑線)はテストされましたが、価格はこのレベルを突破することができず、100バー移動平均以下に下落し、売り手が再び入り、重要な1.3808レベルを抜け、押してきました。
今日の下落にフィボナチリトレースメントを適用すると、下落の38.2-50%は1.3789-1.3799に来ています。下落トレンドが継続となれば、このエリアはれじすたんすとなるはずです。それは週足チャートの重要なレベルであるため、1.3808レベルはさらにレジスタンスを加えます。テクニカルな観点では、トレーダーはこのレベルを死守すべき強いラインとして利用すると思います。
下落での次のターゲットは何でしょうか。日足のチャートを見ると、年足のトレーディングレンジの中間点は1.37210に来ています。今月の初旬、価格はこのレベルで数回、安値を付けました。そのため、これは次の下の主要ターゲットとなるはずです。価格が1.3760-70エリア周辺にあり、まだ、それほど近くのレベルではありません。そのため、中立な場所にあなたあります。価格が今日、安値以下に下落した場合、おそらく、今日は1.3721レベルに向けて次の動きになる可能性がありますが、そのブレイクが必要となります。
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