ポロズ・カナダ中銀総裁は利下げの可能性を示唆。USDCADは急騰。
USDCADでの2番目の足の急騰はポロズ・カナダ中銀総裁がノバスコシア州ハリファックスの演説で利下げの可能性を示唆する発言を行った時に起こりました。USDCADは100及び200時間移動平均(上記チャートの青線と緑線)を維持し、彼のコメントで急騰しました。1.11528での今月の高値は、1.1189での2月の高値と1.1223の2014年の高値に続く次のターゲットです。
ポロズ・カナダ中銀総裁は天候要因で第1四半期の成長は鈍化したと述べる、インフレも低い。USDCADはセッション新高値を付ける。
彼は下記内容も述べた:
- CPIはベース要因のため、ソフトな結果を予想
- コアCPIは1.2%になると予想
- 人口動態と危機が成長の見通しを限定的なものにする
- 長期的成長と金利は下がる傾向にある
- グローバルな不景気のリスクは重要視すべき
コメントが出て、USDCADは上昇し、よりハト派的な成長とインフレのコメントで昨日の新高値を付けました。このペアは1.1077-79エリアでの100及び200時間移動平均をテストしていました。その上での動きは1.1107エリアの今週の高値をターゲットにしています。
AUDUSDはしばらくぶりに200日移動平均に向けて動く。
AUDUSDは100日移動平均の上で終値を付けました。(上記チャートの青線)この移動平均の上での終値は11月20日以来の主要移動平均の上での初めての終値でした。強気の動きは上昇継続となりました。高値は今月の新高値となり、2013年12月11日以来の最高値レベルに動きました。
このペアの次の主要ターゲットは0.9153レベルの200日移動平均(上記チャートの緑線)に来ています。価格は2013年4月12日以来200日移動平均の上で終値を付けていません。10月に価格はこの移動平均レベルをテストし、0.8659レベルでの数年間の安値レベルに向けて下げトレンドとなりました。
その安値以来の回復はスローでしたが安定していました。価格は2013年10月の高値から0.90785レベルの安値への下落の38.2%の上に到達していました。しかし、その安値から高値と安値を切り上げています。その強気のモーメンタムを維持するには200日移動平均の上に到達し、その上に留まることが必要とされます。その上の次のターゲットは10月の高値からの下落の50%である0.9208レベルであり、その上は0.9360から0.9343エリアです。
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