USDJPYはトレンドラインをリスク確定レベルに活用
USDJPYはこの3日間の上下動、もみ合いの動きでのトレードとなっていました。平行のトレンドラインはある時は、抑え込まれた動きとなり、またある時は上下にブレイクする動きとなりました。
今日、さらに急落のトレンドラインが3月13日から昨日の高値を結ぶ形で形成されました。101.73レベルのラインに4つのポイントがあります。(上記チャート参照)価格がこのレベル以下となれば、弱気派が益々主導権を握ります。価格がこのトレンドラインの下に留まることになることに要注意です。
それでもやはり、注目すべきテクニカルレベルとして形成される101.19レベルでの下落においてはすべき作業があります。このレベルは先週の金曜日の安値でした。それは3月3日に遡る安値でもありました。そのため、101.19レベルで3月のダブルボトムがあります。価格が101.19以下に到達することができない場合、トレーディングはトレンドの無い上下動で、101.19のサポートとトップがあなたのトレンドライン(101.71)のレジスタンスの間でもみ合うことになります。
そのレベルが下落でブレイクされたら、次の100.99及び100.74の今年の安値を次のターゲットにする動きとなります。(下記チャートを参照)200日移動平均(下記チャートの緑線)の下は100.28であり、今後さらに下側のターゲットが出てくるでしょう。(すぐではないにしても、時間をかけてです)価格が200日移動平均をテストしたのは2013年10月と11月でした。価格はこの移動平均をテストしましたが、そのラインの下での売りを維持することができませんでした。価格が200日移動平均でトレードされ、その下で終値を付けたのはいつかと言えば、2012年9月でした。
基本的に、USDJPYはウクライナの展開の影響を受けており、株式市場の影響も受けていました。それは今後、予測できない情勢のままであり、ボラティリティの高さの原因となりえます。一般的には、緊張があれば、「相対的な安全性の日本円」への退避となり、なければ、その逆となります。ですから、要注意です。
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