GBPUSDは100及び200時間移動平均からのヒントに従うものの、抑え込まれたまま

昨日GBPUSDは100時間移動平均（上記チャートの青線）の上でトレードしていましたが、ロンドンセッションに入り、下落しました。ニューヨークセッションでのトレードも同様でした。

しかし、売りは維持されず、価格はEURUSD（及び米ドル安）での好調さに動じて戻り高値となりました。GBPUSDが100時間移動平均（上記チャート上の青線）の上に戻ると、価格は急騰しました。（下記5分足チャートを参照）

しかし、上昇には限界があり、それは200時間移動平均（緑線）に達した時でした。売り手はこのレベルを使って売り込み、価格は反転下落となりました。昨日の中間点、金曜日の終値、100及び200時間移動平均はサポートを提供しています。（下記5分足チャート参照）価格は再度、サポートとレジスタンスの間に挟まり、トレーダーは捉えにくいブレイクと離れを模索していました。

日足チャートを見て、このペアの展望を考えると、GBPUSDの価格は2014年2月13日までに遡る直近のトレーディングで上下に動いていました。

このペアは何度も1.66037レベル（トータルで4回、17本の足）での38.2％リトレースメントの下への押しをトライし、毎回、下落は失敗しました。そして、価格は5回1.6744レベルの上に動きました。（552本の総足数の内38本1時間足）しかし、そのレベルの上で終わることができませんでした。そのため、その上下へ少し拡大した23日間1.66037から1.6744までが主なトレードの価格帯（141ピップス）はそうレンジを253ピップスに拡大しました。

市場は圧縮し続けます。究極的にはブレイクと離れが出てくるでしょう。100時間移動平均と200時間移動平均の間の価格で、ラインは今週、こうしたレベルにセットされています。昨日は弱気のヒントとして1.6630-34エリア以下への動きが要注意でした。

英国の雇用、イングランド銀行の会合議事録及び英国予算が今週リリース予定であり、これが市場をどちらかに動かすことになるでしょう。ファンダメンタルなバイアスを与えてくれる前述のレベルを利用し、大きな境界、1.6603以下あるいは1.6744の上に突破となるかどうかが要注意です。

一方、EURUSDは上昇拡大

EURUSDは昨日の最後の時間帯で上昇拡大となりました。価格は1.39053での金曜日の終値及び木曜日の高値から金曜日の安値までの下落の中間点を上に動き、買い手の意欲に火を付けました。価格は1.39142の3月7日高値と1.39367レベルでの金曜日の高値の上にも動きました。ショート派は間違った側にいます。

1.3914-19エリアのサポートに要注意です。これは3月7日の高値と木曜日の高値からの下落の61.8％です。

上側では、（2008年高値から2010年安値への下落の50％）1.3956レベルに合わせて先週の1.3966からの高値と先週の1.3975レベルでの週足チャートでのトップ側のトレンドラインは今週主要レベルとなります。こうしたレベルを超えたレベルはこのペアのさらに上昇開始となります。1.4169と1.4247での2011年10月の高値までそれほど邪魔となるレジスタンスがありませんが、ブレイクされたトレンドラインと1.3956-75エリアでのその他のレベルの上に留まれば、買い手かかそくする可能性があります。

ECBのバイトマンは、ドイツの黒字は当面続く

彼は人口統計の状況と発展の程度を考えると、ドイツが資本輸出国としての役割を果たし続けることになると述べています。

加えて、以下を述べた：:

市場の動きの結果としての貿易黒字
中央銀行は財政政策から距離を置くべきだ。
進展状況は危機のある国では均等に進んでおらず、さらに改革が必要だ。
さらなる危機を防ぐためには、効果的な構造改革が必要であり、確かな体制が不可欠です。

ロシアに関して：

ロシアは信用市場の流れにおいてとても重要な市場だ。
ウクライナはむしろ限定的な貿易相手国だ。

EURUSDは1.39368レベルでの金曜日の高値から下落しましした。昨日の安値からの上昇の38.2-50%は1.39125-1.39206に来ています。1.3914は3月7日からの高値でした。1.39196は直近の木曜日の高値から安値への下落の61.8％です。これは今後このエリアの重要性を増します。