EURUSDは下落したが…
…それは最初に下げていました、上昇しました。下落し、上昇の繰り返しでした。
1時間足チャートを見ると、価格は弱いADPレポートがこのペアを上昇に押上げ、100時間移動平均の上に達しました。(上記チャートの青線)価格が100時間移動平均の上に動くのであれば、価格は上昇するはずです。そうならなければ、撤退です。さて、それはそうならず、価格が下げに転じました。
もちろん、昨日の安値をヒットするとすぐに、買い手は再度入って来て、価格は少しリバウンドとなりました。市場は恐れており、不信感を持っています。
このペアの価格は直近の下げの調整ゾーンに動きました(下記チャートの32.8%-50%の黄色のエリア)このエリアの下に留まれば、さらに売りが出てくる可能性があります。レンジは狭い状態ですので、動く余地があります。価格がこのエリアの上に動けば、またぬかるみにはまることになり、多くトレーダーは市場が好転するまで撤退することになります。
ベージュブックは引き続き市場が穏やかであることを特徴づけている。
Fedのベージュブックの主要ポイント:
- 厳しい天候が雇用と売り上げを減速させたため、不均衡な成長
- 見通しは楽観的である。
- 融資の需要は控えめからほどほどとなった。
- 価格の圧力は抑え込まれている。
- 賃金の圧力は安定
- 雇用はほとんどの地区で緩やかに改善
- 不動産はいくつかのエリアで改善
- 8つの地区では経済活動のレベルが改善したと報告があったがほとんどの場合、控えめからほどほどのレベルが特徴となっていた。
- 厳しい天候が活動を制限したため、ほとんどの地区の前回のレポート以来、小売売上の成長は弱くなった。
- 天候は、多くの地区で自動車販売の減速要因となったと言及された。
- 観光は多くの地区で増加した。
- 前回のレポートと比較し、非金融サービスの需要はまちまちであった。
- いくつかの地区での製造業販売と生産高は厳しい天候でマイナスの影響を受けたが、ボストン、アトランタ、ミネアポリス、そしてダラスでは緩やかな改善となった。
- 住宅不動産市場は鈍化しているものの、引き続き成長している。
- 多くの地域では住宅の資材価格の低下があるが、引き続き住宅価格は上昇している。
- 建設業はまちまちであったが、ほとんどのレポートによれば、商業用不動産リースは拡大した。
- 雇用のレベルはほとんどの地区で徐々に改善してきており、専門技術を持つ労働者不足が引き続き報告されている。
ベージュブックの全内容は以下で参照可(英語): http://www.federalreserve.gov/monetarypolicy/beigebook/beigebook201403.htm
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