EURUSDはドイツの好調なIFO景況指数データで上昇だが、減速して反転。不信感が継続。
EUのCPIは予想通り、-1.1%でした。昨年の同じ時期は-1.0%でした。急落にもかかわらず、前年比インフレは+0.8%でそれは先月の0.7%より高いもので予想以上でした。コアのCPIは+0/8%でした。市場は、インフレ率がECBの2.0%のターゲットから離れ、押していないことから、安心の兆候で息をついていますが、それはECBにとって問題となっています。
一方、ドイツではIFO指標は予想以上に良い数字となり、(ほとんど)上昇の身通りのままとなっています。
IFOビジネス景況感は、110.5の予測に対して、111.3に上昇し、先月の110.6 レベルより高い数字でした。期待は108.1の予想よりも高かったのですが、108.9の先月のレベルよりも低かったのですが、現在の評価は114.4にも上昇しました。(予想112.8、先月112.4)
改善、また少なくとも悪化ではないデータで、EURUSDはロンドンの午前のセッションで上昇しました。高値は1,3772レベルでの先週の高値に向けて拡大しました。(高値は1.37706に達しました。)価格が高値拡大ができなかった時に、下落の戻りが始まりました。市場は先週不信感があったこと、今週の今日も不信感が継続していることをお忘れなく。あるいはそうなっているようです。不信感のある市場は上下に動き、反対の方向に反転するだけです。(下記1時間足チャートを参照)
価格は100時間移動平均の下に戻っています。(1.3724レベルでの下記チャートの青線)以下に留まれば、弱気派が主導権を握り、1.3701レベルでの200時間移動平均(下記チャートの緑線)を次にターゲットにしています。先週、価格は200時間移動平均をテストし、サポートを維持していました。
その上に戻り(そして1,3737レベルでの金曜日の終値)そして下落の不信感が再度表面化するかもしれません。今日のレンジは52ピップスです。直近の22日(1ケ月のトレーディングに相当)は77ピップスです。そのため、高値や安値に拡大する余地があります。100時間移動平均の下にあれば、バイアスは下落側に傾斜しました。直近の反転下落におけるしんらいが継続するか、さらに失敗したブレイクに至ります。あるいは、弱気派が主導権を握れば、下に動き、200時間移動平均の下に留まります。