主要通貨ペアとクロス通貨の高値から安値までのトレーディングレンジは22日の平均以下を示しており、ボラティリティの低さを示しています。ドルはほとんど変化せず、英ポンド以外のほとんどの通貨ペアに対して米ドル高となっています。

米ドルは水曜日から弱い卸売販売のトレンドに継続して乗っているカナダドルに対して最も強い状態です。今日、カナダにおける小売売上高は-0.4%減と自動車を除く-0.1%での予想でリリースされます。CPIは前月比速報とコアが両方とも+0.1%増を示すとの予測でリリースされます。サポートは今、直近のトレンド上昇足の38.2%-50%の場所である1.111480-1.11277にあります。そのレベルの上に留まれば、強気派が主導権を握ります。トレーダーの考えを市場から奪うかも知れないちょっとしたホッケーの試合があります。

英国では小売売上高データは（前月+2.5%に対して）-1.5%で予想よりも弱い結果となりました。公共セクターの借り入れの数字が同時に出てきました。それは予想の数字よりも良い結果でした。GBPUSDに対しては弱いデータや強気のデータがあり、このペアの価格は当初下げましたが、モーメンタムが維持できなくなった後にすぐに上昇しました。

下記の1時間足チャートを見ると、GBPUSDの価格は200時間移動平均（チャートの緑線）、そして底のチャンネルトレンドラインの以下に下落しましたが、わずか1分でした。価格は200直にどう平均の上に戻り、その動きが始まった場所に向かって戻りました。価格は今高値と100時間移動平均をテストしています。移動平均の上での動きで1.6712エリアでのトップ側のトレンドラインを目指すはずです。

EURUSDは100時間移動平均（青線）と200時間移動平均（緑線で定義されるゴールポストの間にはまっています。レンジは2007年5月に遡る最低のレンジである叫びたくなるような24ピップスです。ある時点では上昇か下落の拡大に要注意です。バイアスは今日の安値以下の価格（1.3717）であり、（表示されていませんが）5分足チャート上の100及び200バー移動平均（1.3711と1.3714）以下でタフなネガティブなものです。あまりワクワクしないでください。そうした狭いレンジで、1.3705の価格はこれらのレベルの上に戻る動きから多くではありません。しかし、今は…日中のバイアスが弱気です。

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