USDCADは上昇したものの、まだ移動平均レベルでのレジスタンスに跳ね返される
USDCADの価格は月曜日に200時間移動平均(上記チャートの緑線)の下に下落し、1月27日の安値に向けて下がりました。火曜日に200時間移動平均に向けてサポートの買いが入り、再度上昇しました。もう1度レジスタンス維持となり、価格は昨日のトレーディングで1月27日の安値に向けて反転下落となりました。
カナダの建築許可件数は4.1%減(予想は1.5%増)となり、予想以上に弱い結果となりました。
カナダの建築許可件数は予想よりも弱い結果となり、これで安値設定のなり、200時間移動平均に向けてさら下げました。今回、100時間移動平均はこのレベルに重なり、売り手が入ってきました。
言うまでもなく、下落する移動平均で定義された上のレジスタンスでこのペアの境界線がセットされました。(1.1116エリアで継続する売り手に要注意)下落側ではトレーダーは、根拠に1.1030から1.1047のレベルを利用する可能性が高いです。いずれの端でのブレイクで、モーメンタムに注目です。
このペアのトレーディングで考えておくべき1つの事は、今年(2014年)、USDCADの価格は1.0587の安値から1.1223の高値へ上昇したということです。それは636ピップスの動き、カナダドルで6%の下落です。2013年の9月以来、このペアは1.081から動き、その安値から10.23%の動きです。トレンドは急であり、方向が出ており、USDCADn上昇の価格トレンドは確かにトレンドのようです。しかし、トレンドは非トレンドまたは調整に向かう移行でもあります。先週の金曜日からの下落と200時間移動平均での売りは、市場が非トレンドまたは調整モードに移行していることをほのめかしています。もし、そうであるならば、今年の安値からの上昇の38.2%への下落(1.0980に向けた)には余地があります。この2つのターゲットの間には、1.0959レベルでブレイクされたチャンネルトレンドラインがあります。これらは、200時間移動平均がその上で突破されず、安値の底がブレイクされれば、下落側のターゲットになります。
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