EURUSDは確信を持てないままにトレード
EURUSDは昨日、確信を持てないままのトレーディングとなりました。ニューヨークのトレーダーは入って来た以降に、価格は1.3520エリア(上記チャートの青線)での100時間移動平均の上にブレイクしました。そして、赤くは急落し、再度、同じ時間に100時間移動平均の下に下落しました。この100時間移動平均の上へのブレイクの失敗でさらに下落することになりました。それはそうていしていたことではありませんでした。その後15分程度で、価格は上昇し、1.3502から固め、1.3245へ動きました。
このペアのレンジは比較的狭い56ピップスでした。今週のレンジも狭い78ピップスです。今週の高値は今の所、1.3538です。
ECBの決定は明日発表されます。今日、小売売上が下がり、CPIも下がっており、ECBドラギ総裁は景気回復や低インフレについて勝利宣言を行うよう、圧力がかかるかもしれません。金曜日には米国の雇用レポートが出てきます。少なくとも悩ましいことは、見通しが先月の7.4万人という非農業部門の雇用からリバウンド(18.0万人増の見通し)となる方向となっていることですが、天候は2カ月続いて問題となる可能性があります。1月の天候は多くの地域で12月よりも厳しいものでした。
結果として、市場の反応は高まるリスクや不確実性を意識した市場の結果を反映したものになるかもしれません。その結果、短期トレーディングと確信を持てない状態で乱高下となっています。
同じ期間の労働省の数字より強いものが23.8万人の予想に対して27.7万人のレポートが元々出されていましたが、ADP雇用レポートは18.5万人の予想に対して17.5万人で弱い結果でした。
(50人以下の従業員の)小企業が7.5万人増となりました。(50~499人の従業員の)中企業の従業員は6.6万人の増加、そして大企業の従業員は3.4万人の増加となりました。
商品生産の雇用は1.6万人の増加
サービス生産の雇用は16.0万人の増加
鉱工業では:
建設業:2.5万人増
製造業:1.2万人減
金融業:0.0人
専門/ビジネス:4.9万人
貿易、運輸:3.0万人
先月、ADPは建設業の雇用が4.8万人の増加となりましたが、労働省は1.6万人の増加でした。金曜日に、データリリースとなりますが、建設業では好調な増加となるはずです。
全体としては、予想よりも若干弱かったものの、1月に全国的に天候が影響したものの、手堅い数字となりました。
GBPUSDはトップ側のトレンドラインレジスタンスをテストしている
GBPUSDは1.6315レベルでトップ側のトレンドラインレジスタンスをテストしていました。市場は直近の数日間(今日も含め)何度もこのラインをテストしていました。一昨日と昨日の安値はチャンネルトレンドラインをテストし、買い手が出てきました。リバウンド上昇のなる前に、今日の安値は一昨日の安値から数ピップス下げの拡大になりました。(一昨日の安値は1.6256であり、昨日は1.62514でした。)この失敗は好調さに貢献しましたが、その調子はトップ側のトレンドラインの上に拡大するのに十分なものとなるのでしょうか。その上への動きは、昨日の高値(1.6340、1.6324での昨日の終値も注目)をターゲットにしており、1.63375での100時間移動平均を目指しています。(上記チャートの青線と下落)
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