USDJPYは下落し続けたが、ロンドンセッションの下げでもみ合っている。
USDJPYは予想より弱かった雇用レポートでドルの買い手がFedの役割を再考することになった後にさらに一段と下げ続けました。1つのレポートがトレンドを作らないことで、Fedが政策を変更するとは思えませんが、それは新たなトレンドの始まりになりえます。(NFPは2013年の平均の18.3万人を大きく下回るわずか7.4万人の上昇でした。)USDJPYは2008年9月以来の最高のレベルで取引されており、調整が入る頃合いです。
1時間足チャートを見ると、安値でのトレードはブレイクされたトレンドライン(上記1時間足チャートの黄色いサークルを参照)の上に戻って拡大することができないことでセットアップされていました。この失敗で金曜日に始まった売りのトレンドの継続を売り手がさらに推し進め、アジアセッションで一気に下げ、12月13日から12月18日の期間に戻る以前の高値に対するサポートにまで一気に下がりました。
直近の10時間の間、価格は高値を抑える103.50とサポートを提供する103.25-29の狭いトレーディングレンジに抑えられていました。これで5分足チャート(以下のチャートの青線)上の100バー移動平均が価格に追い付くことができ、USDJPYは最近この移動平均レベル(現在103.40レベル)の上に動くことができました。弱気派は今日さらに下落が進むチャンスとなるためには、このラインの下に価格が動き、留まることを確認する必要があります。
トップ側では、今日、直近の下げ足の38.2%-50%は103.586-103.689に来ています(上記チャートの黄色のエリアを参照)。ここは「市場」の売り手が主導権を握りたいと思う売り手がいるはずの修正ゾーンです。金曜日のレポート以来、3つの下げ足がありました。それぞれがその調整ゾーンで売り手が出てくることができました。(以下のチャートの黄色いエリア)トレーダーはショートを仕掛けるこのエリアを頼りにしています。今日の違いは、価格は買い手が立ちあがる足を与える100バー移動平均の上に戻ってきているということです。そうであるのにもかかわらず、103.58-689エリアの下に留まれば、下げがまだ好まれる方向性のバイアスです。このレベルに対して仕掛けるショートに要注意です。
もちろん、下げの面での103.25-29レベルの上のレジスタンスの維持とブレイクはさらに売りが出るバイアスの始まりとなります。日足チャートからの次のターゲットは102.62エリア(ブレイクしたトレンドライン)に、そして103.027レベルに来ています。(以下のチャートを参照)
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