ドルに圧力がかかり、USDJPYは徐々に下落し、104.30以下に下げました。そのエリアは12月を通してフォローしていたマイナーサポートを維持していました。

USD/JPY 4時間足チャート　2014年1月6日

これまで示唆してきたとおり、価格の反応に変化が出てくるようです。早過ぎるかもしれませんが、アジアセッションからの警告のサインをみることができていれば、今後、数セッションにわたり、状況を見守る必要がでてきます。日経平均先物は昨日、80円ほど上昇しましたが、その後、80円を帳消しにし、大きく下げました。フィボナチでのショートの半分はトレーリングストップで決済した105.35の売りで、残りの半分は弱い市場の状況でしたが

そのままに運用していました。新規失業保険申請件数NFPが発表となり、迷うことになるかどうかは分かりません105は今の所、トップ側の限界となるレジスタンスに抑えられるかもしれません。

次の売りの波で104.08の安値を通り越し、このペアを103.96までノックダウンし、USDJPYは押し流されました。そこから103.77までの下落で若干サポートがありますがその下は、急落があり得ます

USDJPY 日足チャート21日移動平均

CAD/JPYが最初のドミノ下落となると考えていました。一旦それが金曜日の安値をブレイクすれば、その他のペアも潰れ恥じました。GBPJPYが170.40での日足の安値を取れば、クロス円の次の売りの波に要注意です。

日本の株式市場は5月の高値以下に下落

日本株式は円高を好みません。日経平均先物は直近の売りの波での重要なサポートをブレイクしました。先物は昨日の2.35%下落のあと1日中高くなりましたが、円買いで一気に変わりました。USDJPYは104円以下に下落し、日経平均先物はほぼ1%下落し、５月の高値15,910円（レジスタンスであったサポート）をブレイクしました。

日経平均225日足チャート

アジア太平洋のセッションでは日本株に要注意です。

USDJPYはクリスマスイブの安値前まで戻す

USDJPYは株式市場と連動して取引されています。S&P 500は8ポイント下落した後に2ポイント下落し、USDJPYは103.91まで下落し104.25まで戻しました。USDJPYは下落の途中で104.09の昨日安値以下のストップに走りましたが、12月24日安値の103.77を突破することができませんでした。株式市場に警戒するというよりも、USDJPYのトレーダーは国債市場に注目したいと考えているのかもしれません。米国10年物国債のイールドは2.94%まで下がりましたが、2.96%まで戻しました。財務省は今年初の水曜日の大規模の売却で210億ドルの10年物国債を売却しています。3%以上の売りは米ドルにとって重要な強気市場となるでしょう。