EURUSDは200時間移動平均の上下で取引されている
EURUSDは予想よりも好調であった米国ISMデータを追い、昨日の安値に向けて押しました。このペアは200時間移動平均(上記チャートの緑線の1.3540) 11月21日安値から上昇の38.2%は1.3535レベルに来ています。売りでこうしたレベル以下に価格を維持することができれば、さらに1.35096に向けた下落が注目されます。モーメンタムが維持されてなければ、1.3560レベル以上の戻りで、ショートカーバーを誘発することになるはずです。
今週は、木曜日にECBの政策金利の決定、金曜日は米国雇用レポートがトレーダーの頭を支配します。ECBは現状政策の維持となると予想されています。昨晩のISMのデータはまちまちでしたが、若干の上昇です。米国の雇用レポートは、18.5万人程度でトレンドに近付くと予想されています。イベントやリリースの前のトレーディングは流れと期待感でコントロールされます。昨日の高値からの下げは市場が、「我々は少し高すぎた」と教えてくれているようです。100時間移動平均(上記1時間足チャートでの青線)の下へのもどりは進んでいました。200時間移動平均はトレーダーにとって居心地の良い場所のようです。価格は反転して高値となれば、100時間移動平均に対する売りに要注意です。
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