EURUSDは下げを拡大….記録は破られず。一方、GBPUSDは年高値に向けて動く。
さて、そうなることがあり得ましたが、それは….
EURUSDは26ピップスのトレーディングレンジでニューヨークセッションがはじまりました。レンジに留まっていたなら、2007年に遡る最も狭いトレーディングレンジです。記録は「歴史的」となるところでした(少なくとも2007年にさかのぼります)が、記録は別の日待ちとなってしまいました。
セッション終わりの時間に、価格は高値上昇に失敗した後にレンジの狭い端を超えて拡大することができました。100時間移動平均は1.3575に近づいています。これは今週の落とし所のそれなりの水準になるものでした。レンジは41ピップであり、それがまだ低いものでしたが、それは今年の最も低いレンジではありません。
そのため、記録はやぶられるものですが、….今日ではありません。
GBPUSDは今年の始めの数時間のトレーディングで2013年の高値を付けていました。(2013年1月2日)その高値は(ブルームバーグによれば)1.6389に来ています。その高値から、次の2か月半で1.4864の安値まで下落していました。それは大きな動きです。年安値は7月に2013年3月安値を超え、新安値の1.4812まで下げました。
年高値はその安値レベルから超えることがあり得ないようです。今年の第1日目に年初来高値となるものと思われます。
そこに到達するにはしばらくかかりましたが、今日は年間の高値のピップス内に戻りました。高値はこれまでのところ1.6383でした。さらに6ピップス動けば、高値が今年のトレーディングの初日ということが信じがたいことになります。GBPUSDは今年の通貨の戻しに同調しています。
価格が1.6389レベル(及びそのレベルの上に留まる)のうえに動くことができれば、次はどうなるのでしょうか。振り返ると、価格は2009年8月以来見たことがないレベルに達しています。以下のチャートは、その期間からの日足を示しています。市場がそのエリア(1.64529と1.6474)を天井として使っていたのが何度もありました。そうです。価格が高値拡大となりましたが、わずか1週間程度の間でした。このエリアがさらに高値となる磁石になるのを期待です。その上はと言えば、1.6545、1.6616そして1.6744が注目されます。それ以上の高値となれば、GBPUSDは英国経済を妨げる可能性のあるレベルに達するかもしれません。しばらくの間は買い手が主導権を握ります。
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