EURJPYはトレンドラインサポートの上に留まっていましたが、レジスタンスがこのペアの上値を抑えていた。
EURJPYは昨日、金曜日のトレーディングレンジ内に収まっていました。このペアは上のブレイクしたトレンドラインと日足チャート上の下のトレンドラインの間に留まっていました。(上記参照)
1時間足チャートを見ると、金曜日の安値価格は132.6に達しました。10月15日からの安値は132.62に来ていました。そのレベル以下に留まることができなかったことで、10月7日安値からの上昇の中間点に向かう上昇に至りました。
133.283となった50%リトレースメントレベル付近で落ち着く前に、金曜日の午後のそれに続く高値は133.40に達しました。昨日のトレーディングにおいて高値は133.33に来ており、それはちょうど中間点レベルの上です。昨日の価格が底に何度も跳ね返されたため、このレベルは重要性を増しています。しかし、抜けることができませんでした。上昇できなかったものの、下落は限定的でした。強気派と弱気派が次の触媒を待ちながら戦っていました。
今日午後2時の時間帯に、日銀の黒田総裁の発言、そして記者会見が予定されています。EURJPYを含む、日本円ペアは黒田総裁の発言内容によっていずれかの方向に押されることになるはずです。先週、日銀はインフレが1.9%に達する見通しで金利を据え置きました。(2015年までの2%に少し足りません。)しかし、多くが、そのターゲットに達するには財政政策の最前線からの直接の刺激策、あるいは金融政策の動きを強化(すなわち、さらなる緩和策)することで達成すると考えています。消費税増税が施行される四月に景気が減速すると予測されているために、これは特にそういう状況です。その結果、黒田総裁の声明のトーンにおけるヒントや変化で市場が動く可能性があります。
これまでは、売り手は上昇にふたをすることに満足しています。しかし、価格が高値を超え、そうしたレベルの上に留まれば、買い手が増えてくることに要注意です。(以下のチャート参照)上側のターゲットには133.80、134.05そして134.21が含まれます。
下側では、132.76、そして132.60以下の動きは日足チャート上の132.25のトレンドラインサポートに向かう動きを始めることになります。それ以下の動きとそれに続く132.00のブレイクで、131.348レベルでの100日移動平均に向かいます。
動きがなくとも、今日のアクションには要注意です。