EURUSDはトレンドが出ており、トレンドは速く、方向性がはっきりしており、通常のトレーディングレンジよりも大きくなる傾向があります。しかし、このペアは日足チャートで下げの主要ターゲットレベルに近づいています。2011年の高値から2012年安値への下落の50%は1.3490に来ており、直近の5カ月ほどでの市場のレンジを分析するトレンドラインはそのレベルに来ています。（上記日足チャート参照）

保持していれば調整になる可能性がありますが、その下での動きは押し目買いをしたトレーダーが再度、フラストレーションを抱えることになり、さらに売りの引き金を引くことになります。

サポートが保持されれば、買い手が主導権を握るためには1.35237-1.35318での下落の38.2-50%の上に価格を押し上げる必要があります。（以下のチャートを参照）5分足チャート上の100バー移動平均（以下のチャートの青線）もそのエリアにあります。その上への拡大に失敗すると、売り手が主導権を握ります。調整が現実となれば、このレベルに対する売り手に要注意です。

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