USDJPYは上昇したままだが、ピークに近づき減速
USDJPYはニューヨークセッションでは昨日の高値に留まっていたが、上昇の動きは減速となりました。日足と1時間足チャートでは利益確定を映し出しています。おそらく、市場は、共和党議員が短期債務保証上限を引き上げる提案に同意するというニュースを好感している様子です。主要な株式インデックスは1.60%から2%上昇しましたが、最後の押上げではUSDJPYはそれほど反応していません。
今、1時間足チャートを見ると、価格は9月20日の安値98.11レベルからの下落の50%の上に押しあがりました。価格はトップ側のチャンネルトレンドラインの上にも動きました。しかし、その動きは止まり、トレーダーはこのレベルで売るためのバックストップにとして利用しているようです。
日足チャートでは9月11日の高値からの下落の38.2%が98.105に来ており、早めにブレイクされ、98.05レベルのトレンドラインの下側もブレイクとなりました。価格はその時以来両方のレベルの下に戻りました。
しかし、強気派を維持させていることは、直近高値の中間点以上に修正できないことです。97.646でその足が始まり、98.22の高値まで拡大しました。直近の高値足の中間点は97.93に来ており、安値修正のポイントはこのレベルのちょうど上です。そのレベル以下での動きが売り手が主導権を握るためには必要とされるでしょう。
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