ほとんどのFed理事は金融緩和縮小を今年から行い、2014年の中頃に停止することになると考えている。

FOMC議事録はニューヨークセッション中にリリースされました。この議事録は9月18日の政策金利の決定の後にリリースされた声明文の長いバージョンです。その決定は市場を驚かせ、米ドルに打撃を与えました。

EURUSDはここ数日間、価格はその発表後のエリアをさまよっていたようです。（価格は最初の反応後上昇しました。）ある観点では、初めの場所、あるいは均衡点に戻ってきています。ガイドとしては、FOMCの決定が出され、1.3461から1.3476の安値圏となっています。このレベルは、議事録はタカ派的になる場合、このレベルがサポートとして注目されていました。

声明は議事録のまとめとなるはずですが、声明で伝えられていない多くの情報が議事録にはあります。市場は「縮小か、それとも縮小しないか」の核心的な内容を求めています。

アナリストやトレーダーに詳細が明らかにされましたが、政府機関の閉鎖やデフォルトの脅威を背景に趣が変わってきているかもしれません。デフォルトの可能性は小さいものの、脅威でこの数日間脅かされ、腰を据えて予算の交渉をする必要性もあり、今後の展開がどうなるかを無視することはできません。事態がコントロールできないようであれば、財政上の最前線での不確実性が金融政策の考えを遅らせるかもしれません。データがないため、目先の決定が10月になる可能性はないようであり、このことで10月は身動きが出来なくなるかもしれません。それで米ドルは弱気となるはずですが、見守っていきましょう。

FOMCの主要内容についてですが、ほとんどのFed理事は金融緩和縮小を今年に行うとみていました。会合が2回残り、10月の会合はワシントンの状況が変わらなければ、開かれず、Fedは年末まで少なくとも保留状態になるかもしれないと思わざるをえません。

市場の反応はそのことをほのめかしているのかもしれません。少なくとも最初の反応では米ドルは強くなりましたが、その時点での高値から、戻し、再度アジアっセッションでは強くなっています。

USDJPYは97.47での200時間移動平均（以下のチャートでの緑線）以上に動きましたがレベルを戻し、再度高値をめざしています。それ以下に留まれば、市場はブレイクの失敗と判断しますが、そうはなっていません。

EURUSDは昨日安値を下回り、以下の日足チャート上での1.3474でのブレイクされたトレンドラインサポートに近づいていました。ニュースが出て、安値は1.3484に達し、高値に戻しました。1.3518レベル以下での買い手は利益確定で満足することになるでしょう。

このレベルの上へのブレイクで日足高値から日足安値の下落の38.2%と5分足チャート上の200バー移動平均が見つかる1.3530に向けた動きを見ることになるかもしれません。

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