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8/2(Fri) 為替ニュース&為替分析レポート(グレッグ先生)

● 戦闘態勢は整っています。戦いは始まるのでしょうか?

戦闘態勢は整っています。問題は戦いが始まるかどうかです。

EURUSDで、価格は支持線となるトレンドラインの上にあり、7月12日の安値からの上昇に対する50%の調整水準(直近期間における安値)が下に控えています。上方では100時間線と200時間線が抵抗線として存在します。それらを価格が上回る場合は買い圧力が生まれ、前述のトレンドラインと50%の水準を価格が下回る場合は売り圧力が生まれます。

先月の結果が19万5千の増加だった非農業部門雇用者数増減は、今回18万5千の増加が予想されています。失業率は7.5%の減少が見込まれています。非農業部門の民間雇用者数増減では19万5千の増加が予想されています。先月14.3%と発表された不完全就業率(13.8%から上昇)に注目してください。

 

 

 

●7月の米非農業部門雇用者数増減、予想値18万4千に対して結果は16万2千

  • 前回は19万5千。改定値は18万8千
  • 失業率は、予想値の7.5%に対して結果は7.4%
  • 平均時給は、前回値0.4%、予想値0.2%に対して結果は-0.1%
  • 週平均労働時間は、前回値34.5、予想値34.5に対して結果は34.4
  • 労働力率は6月の63.5に対して7月は63.4
  • 民間雇用者数は、前回値20万2千、改定値19万6千、予想値18万9千に対して、結果は16万1千

失業率は2008年12月以来の最低水準

労働力率は失業率が低下する中で低下。

平均時給と週平均労働時間は低下。

USDJPYは99.95~99.06の範囲に。

GBPとEURの推移は、ほぼ1セント。

発表された失業率は破局的ではないが良い結果というわけでもない。6.5%に到達するまでには依然として長い道のりがある模様。

 

 

 

米ドル、非農業部門雇用者数の結果が振るわず、下落

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

市場では前向きな結果が予想されていたが、結果はそれを裏切った。改訂発表された2つの数値では雇用が合わせて2万6千相当減少していた。政府系の雇用者数が増加したことを除けば、悪化したといってよい結果であろう。民間部門の雇用者数は予想値の19万5千に対して結果は16万1千だった。

失業率は2008年12月以来最低となったが、それは労働力率の減少によるものだった。発表された数値は、現状に対して厳しい捉え方をするFOMCの姿勢を変えるものではないであろうというこれまでの捉え方に近いものであったが、それは9月からの量的緩和策の迅速な縮小の向きと余

これまでドルは50~60ピップス下落しているが、ドル買いに傾きがちな市場において、我々はさらに考慮が必要となるだろう。

 

 

 

 

● 6月の米国製造業受注指数(前月比)は予想値の2.3%に対して結果は1.5%

  • 前回値は2.1%、改定値は3.0%
  • 輸送機器を除く製造業受注指数は、前回値0.0%に対して結果は-0.1%

耐久財受注の改定値

  • 耐久財受注は、前回値4.2%、前回改定値5.5%に対して、今回改定値は3.9%
  • 航空機を除く非国防資本財は、前回値0.7%に対して0.9%
  • 非国防資本財は、前回値3.0%に対して2.8%
  • 輸送用機器を除く耐久財受注は前回値0.6%、改定値1.0%に対して-0.4%

製造業受注指数は1992年以来の最高値

 

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