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F1とスポンサー

よく「F1スポンサーは時代を映す鏡である」と言われますが、安くはないスポンサー費用を支払えるのは、潤沢な広告費を捻出できる、業績が好調な企業と言えるのかも知れません。同時に企業イメージも非常に重要視され、お金さえあればスポンサーになれるわけでもないようです。

80年代から90年代にかけて「タバコマネー」がF1の世界を支えていました。マクラーレン・ホンダのマルボロカラーはあまりにも有名です。その他にもWest, B&H, BAT, Gauloisesなどのタバコメーカーが、日本からはJTがMILDSEVENブランドを使って積極的にスポンサー活動を行っていました。

00年代半ばになると、世界的な嫌煙ムードから欧州を中心にタバコ広告規制が強化され、タバコマネーが姿を消し始めました。その代わりに台頭してきたのがIT・通信産業と金融産業です。この二つの業界からもたらされるスポンサー収入は約3億ドルにものぼり、F1全体のスポンサー収入の40%近くに上ります。最近ではマクラーレンのボーダフォンやフェラーリのサンタンデル銀行が大口スポンサーとして有名です。

オペレーションの観点からも、現在のF1チームはこれらの産業と密接です。マクラーレンは、レース会場とチーム本部をIT技術で繋ぎ、データを瞬時に送受信することにより、複雑なデータ解析を実行し、レース戦略に役立てています。また、巨額な年間予算の管理やファイナンスに金融機関のサポートが不可欠です。

FXDDは2010年よりレッドブル・レーシングF1チームのスポンサーを務めています。他にも数社のFXブローカーがF1チームのスポンサーを務めています。近年成長著しいFXマーケットもF1と同じく、スピードとテクノロジーの世界です。ITとファイナンスが融合したサービスを提供するFXブローカーは、まさに「新世代のF1スポンサー」と言えるかもしれません。

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