今日のFXニュースです。
日本の皆さん、こんにちは。今日のFXニュースです。
為替アジア市場情報:ストップロスはアジアでの取引に損失を与えています。
- 先週の複合的な市場介入が市場が当初予想していた2兆円よりかなり少ない5300億円(530 Billion)程度の円売りでした。
- 世界銀行:元が世界的な準備通貨として中国が世界最大の経済国に向かう見通しもあります。
- ニュージーランドの第4四半期の現在の経常収支は35億になります。
- 日経平均株価はアジア市場での-2%の後で-0.8%となっています。上海は+0.8%となります。
- 原油価格は1バーレル、$105.25、金の価格は1オンス$1428となっています。
EUR/USDの通貨ペアはニューヨークで1.4200の値をつけましたが、アイルランド銀行とポルトガルの問題から下降の傾向に向かいました。早期のアジア市場のには1.4170以下で止まりました。
EUR/USDは1.4150以下で差し止まりまったため、EUR/JPYの通貨ペアは114.50以下で止まり、EUR/GBPのペアは0.8660以下で止まりました。その後徐々に回復に向かいました。アジア市場ではEUR/USD の通貨ペアは1.4150/1.4202、EUR/CHFの通貨ペアは1.2787/1.2832、EUR/JPY の通貨ペアは114.42/115.02の結果となりました。
日銀の介入も予想されましたが、日経平均株価が2%の落ち込みで、EUR/JPYの通貨ペアのストップがきっかけで82.00への回復もままならず、80.81/81.07の範囲でおさまりました。
AUD/USDの通貨ペアは日経株価の危機回避が効いたためすぐに下降しましたが、その後すぐに回復もして、1.0062/1.0113の範囲内でした。
GBP/USDの通貨ペアは安全策のショートが通貨のアジア市場での損失の回復を促しました。GBP/USDの通貨ペアは1.6340/83、EUR/GBPの通貨ペアは0.8654/74の値をつけました。
(http://www.forexlive.com/ より抜粋)
さて、日本にいる方はもうすでにご存知かと思いますが、先週の17日に円相場が急騰して、戦後最高値を更新しました。初めて、76円台まで円高が進みました。震災後ではニュージーランドの大地震とは全く逆のケースとなりました。先週に少し、なぜ震災が起こったにもかかわらず円高が進むのかを日本が輸出資本国であり、国内需要の必要性や保険会社の支払いという観点から少しご説明しました。
http://www.fxddjpblog.com/2011/03/15/10168/
他にも、テクニカル分析から円高も予想される見方やこの急騰については取引の少ない時間帯を狙った投機筋の仕掛け的な動きとの見方が多いなど不透明な点もあります。
(http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0319&f=business_0319_109.shtml 参照)
しかし、状況も一進一退のようで、円は歴史的な高値圏にあるため、国内の輸入企業などが積極的に円売り・ドル買い注文を出しており、円の上値を抑えている動きも17日には見られました。また、18日のニュースには与謝野馨経済財政担当相は、主要7カ国(G7)の財務相・中央銀行総裁が緊急電話会議で、日本の要請に基づき為替市場での協調介入を決定、即実施した動きも見られました。
(http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-20118520110318 参照)
(http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK0STOCKS20110321 参照)
上記のアジア市場情報ニュースでもありましたように、実際の介入額は31日に発表されますが、日銀の介入も予想を下回る介入のようでした。
これに対して市場がどう動くか注目です。また、今日の日経平均株価で為替に値動きがありましたが、株価の影響も日本のこれからの復興に大きくかかわるのではないでしょうか?