今日のFXニュースです。
今日はアジアの市場の主だったニュースが少なかったため、アメリカ市場にスポットを当ててみたいと思います。
為替アメリカ市場情報: ドルが損失から回復の大幅な兆しを見せました
- サウジの原油外相のコメントには“市場取引とは投機であり、供給ではない”とあります。
- 大統領経済諮問委員会会長のグールズビー氏は米国戦略用原油備の使用を危惧しています。
- S&P(スタンダード・アンド・プアーズ社)によるとギリシャの債務不履行の可能性もあるため、よりユーロの圏の格下げが来ると見込んでいます。
- イランは抵抗勢力に催涙ガスを使用しました。
- 白川日銀総裁は“目先のCPI(消費者物価指数)に注視しすぎないように”とコメントしています。
- スタンダード・アンド・プアーズ総合500種株価指数は0.9%上がり、1322となっています。
- アメリカの10年国債2.6ベーシス・ポイント上げ、3.54%までになっています。
- WTI (West Texas Intermediate)$0.66下げ、104.78となっています。
EUR/USDの通貨ペアはロングのEURのポジションの利益獲得する早期のアメリカの取引に押され、連邦政府の出方に注目が移りました。アメリカのコンサルティング会社は連邦政府はQE2プログラムを完了した一方、低い利率が続くため長期にわたる期間をさげる準備をしているというレポートを発表しています。これはまだかなりの月日をかけ、利率を上げる最初の段階です。国家債務はECB(欧州中央銀行)のWeberがコメントした“今年何回かにわたり利率が上がる”という強気のコメントを助長するかどうかに関心を持っています。
EUR/USDの通貨ペアは大規模のヘッジファンドから買いの反発が起こる前のポジションの巻き返しから1.3863まで下がりました。行き詰ってから1.3900台の中間の付近へ終値をつける前に1.3927の高値まで回復しました。
アメリカの銀行から123.00の上まで回復させるためにEUR/JPYの通貨ペアを買うというアメリカ連邦政府の推奨から注目を集め、USD/JPYの通貨ペアは安定しました。ドル紙幣が継続した巻き返しの段階を整えた形でUSD/ CHFは0.9320/30の抵抗線を超え、0.9353の終値でした。とレーダーによると、EUR/CHFの売り手は1.3010/20 の範囲で注目しています。
AUD/USDの通貨ペアは鉱業会社の買い入れを狙った1.0055の低さから反発し、1.0100の終値をつけました。
DXYは昨日の上昇の支持よりも反発した後でさらに反発し、0.28を加え、76.79まであがっています。
(http://www.forexlive.com/171879/all/forexlive-us-wrap-dollar-recoups-further-lost-ground より抜粋)
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先月から原油価格が高騰していますが、日本の工業産業も自動車産業をはじめとして多くは原油に大きく左右されます。上記のようにアメリカ政府内には米国戦略用原油備の使用を危惧していますが、その一方でアラスカ州のパーネル知事のように、インフラを中心としたエネルギー政策が促進からオイルの海外依存の脱却を図る動きもアメリカには見えます。(http://sankei.jp.msn.com/world/news/110307/mds11030707380001-n1.htm)
また、アメリカでは原油下落に反応している模様で、3月8日のニュースでは米国株が3日ぶりに上昇する現象も見えているようです。
(http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90900001&sid=aGG_TpnHQs3w)
一方アジアに目を向けると、日本では原油の影響にかかわらず、企業業績に対する信頼感は高く、また、買いが入るとの見方のため、日本株相場は、引き続き堅調に推移する見通しとなっています。
(http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920010&sid=aBT2nwf0EWo4)
また、隣国の韓国企業では原油価格が上昇することで今好調の韓国の自動車産業に追い風ともなる見方も見えています。
(http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=137901&servcode=300§code=300)
今、世界中で中東の影響から原油価格の上昇が起こりそのため、アメリカをはじめとする各国もオイルの海外依存から脱却するための政策を模索しているようです。輸出に頼らざるを得ない日本の場合は、混迷する社会の中、エネルギー政策の転換、食糧危機、輸入依存から脱出、もしくは解決する日は果たして来るのでしょうか…?
最後にオバマ大統領の上昇する原油価格に対するコメントと70年代のオイルショック期における元レーガン大統領のコメントを最後に今日のFXニュースを締めくくらせていただきます。
“It’s a dangerous time, but it’s also a huge opportunity for us…. the winds of freedom that are blowing through countries that have not felt those winds in decades.”
– Barak Obama –
“Government is not the solution to our problem…. reawaken this industrial giant”
– Ronald Reagan-
( より抜粋)http://www.nydailynews.com/opinions/2008/07/07/2008-07-07_energy_crisis_shows_that_its_time_to_scr.html#ixzz1G5a0Syjx
こんばんは!
日本は地震で大変です。。
え~らいこっちゃです。
>モスモスさん
自分もNY時間で深夜ごろに速報が入って、ニュースをチェックしましたが、その映像を見て何とも言葉にできませんでした。
弊社でも何らかの形で、募金やRed Crossを通して援助の活動を予定しております。一人でも多くの日本人の方々が救われることをお祈りしております。
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