『収穫は多いが、働き人は少ない。』
意味：世の中にはたくさん人の為にしないといけない事があるが、それを心からする人が残念ながら少ない。

こんにちは！8月のニュースレターを書かせて頂いております、FXDD寺田真里子（まりべー）です(=°-°)ノ新しくなりましたニュースレターを書かせて頂き光栄です(≧∇≦)b。ドキドキしながら書いています（笑）今回のニュースレターは私が７月下旬にボランティアで行きました「アリゾナ・砂漠の中での一週間の旅」について書きたいと思います。

一週間、アリゾナ州にあるアメリカ先住民の孤児院で働きました。

A：現在地（ニューヨーク）
B：孤児院があったところ

私は今年の夏、アメリカ先住民の孤児院でボランティアをする召命を受けました。

＊アメリカ先住民の自殺率はアメリカでどの人種より一番高い
＊アメリカでもっとも給料がすくない人種はアメリカ先住民
＊アメリカ先住民の７５％はアルコール中毒
＊先住民の子供に対するセクハラは率はアメリカでもトップに入る
＊先住民の女性が夫にセクハラを受ける率はアメリカで一番高い

このような環境の中で育つ罪のないアメリカ先住民の子供達ですが、親を亡くしてしまう、もしくはもう育てられなくなってしまう事が多くあります。そんな子供達が集まった孤児院で私はボランティアをさせて頂きました。

さて、この孤児院で私のボランティアチーム（高校生・大学生・大人を含む17人）がした事は歩道作りです。炎天下の中、何時間も外で働き、夏らしい日焼けもする事が出来ました(・。・)

下の写真のようにまず地面を平らにする作業から始めました：

数日みんなで働くと下の写真のように歩道がどんどん出来上がりました( ^-^ )：

孤児院の子供達やスタッフのみなさまに大変喜んで頂きました。平らな歩道がないと穴も多く、子供達がよく転んでしまうため、完成してよかったです(=^з^=)

それ以外には施設のペンキ塗りもしました。ペンキ塗りは以前ニューオーリンズで大洪水が起き援助の為に向かったとき、ペンキ塗りをひたすらしましたのでお手の物！と思いましたが、一日が終わるころには体中がペンキだらけになってしまいました(◎-◎;)

そしてもちろん、一番楽しかったのが子供達と触れ合ったこと。たくさんの痛みと辛い思い出を抱えながら生きている子供達ですがそれでも笑顔いっぱいで走り回る姿をみると私の体の中から愛情、勇気、そして怒りが込み上げてきます。私は何不自由なく小・中・高等学校そして大学を経てマンハッタンの為替ブローカーで働いています。物、お金、そして欲で溢れているマンハッタンは私が生きるべき場所なのかと何度も考えました。

アリゾナでは毎朝起き外に出るとどこまでも続く地平線と大きな空があります。昼間にちょっとでも散歩をすれば大自然の中で孤独を感じますが、その中に何故か満足感があるのはやはり人間がどこかでシンプルさを求めているからなのかな、と思いました。

ボランティアをしている期間は子供達に数学を教えるつもりでしたが、あまり勉強に興味がなかったので（笑）みんなで音楽をする事にしました。たくさんの歌を歌ったり、（ミュージカルっぽい）劇をしたりしました。また、孤児院に住む中学生にはギターも教えてあげる事が出来ました。夕方には子供達と散歩をしたりしました（ ﾟ∀ﾟ）

雨女のまりべーですが、アリゾナにいる間毎晩土砂降りでした。＊アリゾナは20年ぶりの大雨でした（笑）＊その代わり毎日大きな空の中で虹を見ました。これは滞在の二日目が三日目の時に撮りました：

これはアリゾナの砂漠です。大学のころの親友ジョイスと私です：

また、この砂漠の中にはごろごろしているPetrified Wood（珪化木・けいかぼく）です。これは昔の木が化石化し、石になったものです。

アリゾナのほとんどが砂漠の土地です。孤児院からちょっと離れたところの景色はこのような感じです：

おかげさまで非常に充実したひと時を過ごす事が出来ました！今チームではクリスマスに孤児院の子供達に送るために手作りブランケットを作る作業を始めています。この経験を糧にもっと世界の事を学び、心から社会に貢献できるような人間になりたいと思っています。

私はまだ未熟者で世の中分からない事だらけですが、今与えられた物をたくさんの人に提供出来るような人間になりたいと思います。